人気ブログランキング | 話題のタグを見る
病気を理由に減刑を求めて控訴…誰が得をするのだろう
女子高校生殺害の17歳少年に懲役11年
nikkansports.com [2007年7月31日11時26分]


東京都町田市で2005年11月、都立高1年の古山優亜さん(当時15)を刺殺したとして、殺人罪に問われた同じ高校の1年生だった少年(17)に対し、東京地裁八王子支部(小原春夫裁判長)は31日、懲役11年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。

検察側は論告で「古山さんには50カ所以上の傷があり、確定的殺意があった」と指摘。これに対し、弁護側は殺意を否認した上で「当時は心神耗弱状態だった」と責任能力を争い、少年を家裁に送致するよう求めていた。

論告によると、少年は05年11月10日夕、好意を持っていた古山さんに冷たい態度を取られ、理由を問いただすため、盗んだ鍵を使って町田市内の古山さん宅に侵入。台所にあった包丁で古山さんの頭や首などを刺して殺害した。



当時16歳の少年に懲役11年=町田の女子高生刺殺-東京地裁支部
時事ドットコム 2007/07/31-13:32


東京都町田市で2005年11月、都立高校1年古山優亜さん=当時(15)=が刺殺された事件で、殺人罪に問われた当時16歳で元同校1年の少年(17)に対し、東京地裁八王子支部の小原春夫裁判長は31日、「犯行は強固な殺意に基づく、冷酷かつ残忍なもので極めて悪質だ」と述べ、懲役11年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した
小原裁判長は少年の広汎性発達障害について、「こだわりが強い傾向から、被害者の態度を冷たいと思い、強く気になった」として、事件への一定の影響を認めたが、本件の直接の原因といえないとした
その上で「犯行態様の悪質性、結果の重大性、遺族の処罰感情から、刑事処分をもって臨むほかない」と指摘「結果は取り返しがつかず重大。遺族に与えた影響も深刻で、刑事責任は極めて重大だ」とし、少年院での保護処分を求めた弁護側主張を退けた



少年側が控訴=町田の女子高生刺殺-東京
時事ドットコム 2007/08/14-16:21


東京都町田市の団地で2005年11月、都立高校1年古山優亜さん=当時(15)=が刺殺された事件で、殺人罪に問われた当時16歳で元同校1年の少年(17)の弁護人は14日までに、懲役11年とした東京地裁八王子支部の判決を不服として控訴した
弁護側は控訴理由について、「判決は少年の持つ広汎性発達障害の事件への直接の影響を適切に考慮していない」としている。



ここで言う広汎性発達障害とは俗に言うアスペルガー症候群だそうだ。
mixiでこの記事をメモ代わりにUPしたところ、息子さんがアスペルガーの方から、
「病気による事件への直接の影響はあったのではないか」というご指摘を頂いた。
ただし、その方も判決は支持しておりむしろアスペルガーに対する行政の怠慢を指摘していた。
で、心神耗弱状態と言うけれど、問い質すために鍵を盗んで侵入って心神耗弱状態なのか?
ちゃんと(犯行のために)頭は回っているような気がするんですけれど。
頭部を50個所も刺して死に至らしめたということは明瞭な殺意があったと見てよいだろう。
殺意がなく刺したらどうなるかもわからないような輩なら、危険だから隔離病棟に入れておけよ。
他の女性に心変わりできず彼女に粘着したのは病気が原因かもしれない。
しかし台所にあった包丁で頭部を50個所もメッタ刺しにして死に至らしめたのも病気のせい?
まぁ病気によってどんな症状が起きるのか知らないから専門家に任せるが、
もしアスペルガーが人を殺害する危険のある病気だと言ったら、普通の人は怖がるよね。
この事件のどこまでがアスペルガーによる影響で関与なのか、この際はっきりして欲しいな。
殺害までアスペルガーの影響だと言うなら怖くてたまらん。

被告の不遇、心神耗弱、責任能力…弁護士はこれしか持ちネタがないのか。
ドラえもんとか蘇生の儀式とか言われても「ふざけんな」だが、これじゃ殺され損ですね。
不幸と病気さまさまですね、と皮肉のひとつも言いたくなる弁護士が多いねぇ。

犯罪と無縁の普通のアスペルガーの患者やその家族にも得にならん話だよな、これ。

病気差別は良くないと思う人ポチッ。

人気blogランキング

by yuzuruha_neko | 2007-08-17 21:05 | 読書・漫画・TV
<< 夏も終盤、一気にスパートをかける 小泉前総理、2007年8月15... >>