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Riskyな表現者達
言っても詮無いことをどこかで「ま、しゃーないわね」と割り切るのも取捨選択のうちでしょう。
諦めちゃいけない事もあるけれど、縛られて次に歩を進められない事なら切り捨ててしまう潔さも時には必要だと思います。
「我不迷」(ワレマヨワズ)と言った少年もおりますが、迷うからこそ人は成長できるのです。
岐路に立つことが多ければ多いほど、取捨選択の際の潔さや判断力、自由の幅が広がるのではないでしょうか。
頑固に自分の流儀を貫くのが私の身上ですが、視野が狭まって頑迷になってはいけないと思うのですよね。
沈みかけた船からさっさと逃げ出した一匹の鼠の価値観(のひとつ)でした。


JILLEという雑誌を買いました。書店でパラパラ見ていいな~と思ったので。
街角スナップって大好きだし、ファッションの方向性がちょうど私が今求めているものに近かったから。
JJとかのスナップはあまり見ていて面白くないの。コンサバっつうか、なんつうか。
小奇麗に可愛くまとまっていて、変に落ち着いているあたり。
「男の子にモテたい!」があっち(JJ)路線の雑誌の基本姿勢のようですね。
OL系になると、それに「会社ウケする」が入るみたいね。
「無難」「安心」という保険で「ウケ」は買えるのでしょうか。
「絶対外さない」という保険をかけとくっちゅーのもね、なんかだっさい気がして私はあんまりカッコイイとは思えません。
そういうのが好きな人は別にそれで構わないし、人それぞれの価値観に文句を言うことはないのですが、私はやっぱり「危なっかしいけれどカッコイイ」がいいなと思うのです。
そのためにはバランス感覚を磨く必要があると思いますけれど。

JILLEに載っている街角の女の子達、「ヤベーよ」って着こなしを本当にヤバくしているかカッコよくしているか、危ないギリギリの線に遭えてチャンレンジしているあたりが「私もかくありたい」と好感を持てます。
原宿や代官山、渋谷あたりが巣窟なのでしょうか。
もちろん「ヤベー」のは不適切なサンプルですが、エネルギッシュな女の子達の着こなしを見るのは自分にとって良い刺激になりました。
みんなさ、スパッツはいているけれど、どこで買ったの?
私がいつも回るようなお店ではスパッツ売ってないか売り切れかだよ~。
そして私はやはりスタイル良く見えることを最優先したい。
股下がすごーく下の位置にあるジーンズやパンツは、スタイル良く着こなすのが難しいアイテムではないかと思う。
ワイドシルエットのボトムとか、太目のスパッツも。
レイヤードのコーディネートも仕方によってはそれも太く見えてスマートじゃないし。
背が高く、ウエストは細く、メリハリがあって、脚が長く見えるのがやっぱり良いですね~。
でもとにかく細ければいいってものじゃなくて、個々のパーツの細さよりも全体のキマリ方を重要視します。
そこは「大人ですもの」というプライドもありますから。
自分を客観視できないのは格好悪いし、「外し」が不恰好になったらいけません。

男の子でもウエスト落としすぎで不恰好な子って私は好かないな。
脚が長くてスタイルが良い人ならカッコイイのかもしれないけれど…。

一歩間違えれば「ヤベェ」。
そういうリスクを背負っておしゃれに精を出す女性に憧れます。
そういう子達がこんなにいることが頼もしい。
「大人としてこれはアカンだろう」とかそういうマイルールはありますが、リスキーでワイルド、そして明朗快活なレディを目指したいですね。
根底にエレガンスを忘れずに。
「ウケ」の定番が必ずしも格好良く好印象を持たれるとは限らない。
「カッコ良くて明るい素敵な女性」ならそれで善し!

しかしこの雑誌(JILLE)自体が結構リスキーな作りですね。
双葉社か…。次も買うから長生きしてください。

ドゥヴィネットからお得意様特別感謝セールの案内が来たけれど、私は5回くらいしか買い物したことないんじゃないだろうか。
1回でも買えばお得意様。「いつもご利用頂きまして誠にありがとうございます」。
言葉の有り難味が薄いよね…。でも行きたい。行こうかな。
この間カットソーを買った時、もう1枚欲しいカットソーがあったんですよね。
もう売り切れていなければ、是非欲しいなぁ。
そしてJILLEで紹介されていたイミュのミア グロッシーコートが欲しい。
イミュは安くてよく使えるいい製品を出してくれるので好きだ。

タバコを吸っても落ちないグロス、どこか本気で開発してくれないものか。
スモーカー・レディの救世主はいずこにおわす。
by yuzuruha_neko | 2004-06-18 22:48 | おしゃれ大好きクロゼット
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