カテゴリ:読書・漫画・TV( 77 )
食生活史/日本とトルコは本当に友好らしい/ギリシャのすごさ
日本人はなにを食べてきたか/原田信男(角川ソフィア文庫)

前々から読みたいと思っていたので新古書店でGET、しかしあんまり安くなかった。
雑学的な本かと思ったら序章を読んで真面目な食生活史の本だとわかり、食生活史学が史学の基本と相反する件、補って発展させるためには民俗学や文化人類学も参照する必要がある件、世界各地の歴史や文化、権力構造には必ず食の生産が大きく起因している件、など序章だけで読み応えありそうな感触です。
日本で食(獣)肉が忌避された理由とかも書いてあるらしい。
確かに衣食住の中で一番重要なのは食の確保、食が確保できなければ共同体の成立もあり得ないくらいまずは食うもんが第一だ。
三大欲求は三大本能だもんね。
食う、寝る、繁殖が上手く行かない種は生き残れないですから。
生き残った種がつおい、という価値観に基づいて私はゴキブリの強靭な生命力に敬意を抱かざるを得ない。
虫さえ活動意欲が低下する40度近い猛暑の中でもゴキブリは元気だからねー。
日本人が食い物に関してだけは怒る、という通説は、もしかしたら日本人は食のありがたみに並みならぬ感謝を抱いている民族という想像も生まれるんですが読み進まないとなんとも。
一般書としては内容が濃く難しい題材を扱っていますが非常に読みやすいとこがまたイイ。


日本・トルコ協会史 追補 1996-2006 (日本・トルコ協会)

古本屋で偶然発見したけどどう見ても非売品な気がする(ISBNコードも定価表示もない)。
ケース入りハードカバーでケースも本も中身もまっさらの新品のごとく綺麗なのに値札三百円。
私にとっては嬉しい掘り出し物だったがどう考えても関係者のみに配られる豪華冊子です。


まっかなホントシリーズ/著者・訳者多数(マクミラン・ランゲージハウス)

現在イギリス、イスパーニャ、アメリカ、ギリシャまで読み終わって次はフランスの予定。
著者は表題国の人で国民性ヲチャー傾向が強そうな本業物書きさん、訳者はその国の文化にそれなりに親しんでいる日本人…というチョイスっぽい。
著者が表題国の人であるため世界のジョーク集や「外国人は~」系の十把一絡げ本より面白いし多分真っ赤なウソの割合はそれほど高くないと思われます(著者の主観バリバリだけど)。
1999年に刊行が始まり2000年刊行の本もある、最後の日本は2000年以降か?
ゴーストライターの可能性もありますが、それにしては著者の個性が違いすぎる。
ギリシャの著者、「ギリシャ語みたい」という揶揄を紹介してギリシャ人の会話の難しさ(話の通じなさ)に言及しているが、確かに著者の原文を訳した人はかなり苦労したのだろうなという難解な皮肉やあてこすりが多すぎて納得させる力が十分あります。
罵倒語が知的かつ卑猥すぎて罵倒語としての役割を国外に発揮できているのかどうか謎。
ジャップとかイエローとかシャオリーベンとかチョッパリは発言者の日本人に対する気持ちが理解できるだけの無害な罵倒ですが、ギリシャの罵倒は罵倒されているのかどうかすらわかりにくい困った罵倒。
イタメシは好きだしギリシャメシもガーリックさえ抑えて貰えばかなり美味そう。
イギリスメシはエール以外それほど不味いようには思えない。
ゲテモノがソースまみれになってる美食大国のグロメシよりずっとマシな気がする。
意外にもイスパーニャのメシが不味そう。
何よりギリシャってすげぇ!と思ったとこは、紀元前ローマより古いギリシャの文化やギリシャイズムが途絶えることなくギリシャという祖国を失うことなく現在に連綿と引き継がれているとこ。
貧乏でも近代化が進まなくてもギリシャで在り続けることは何より偉大だと私は思います。
「民主化こそ正義!」という錦の御旗のもと民族の文化や尊厳を奪いまくる新興国には歴史や文化や連続性の大切さがわからんのでしょうなぁ。

あと「世界では云々」と言っていろいろ法規制したがる人は、その法律が実質遵守されているのかどうかということはあんまり考えていないかあえて言わないのかのどっちかだと思った。
順法精神の低い国では「法を犯す」という日本人的発想があんまりない場合もあるようだ。
イスパーニャでは子供が親と一緒に濃厚なポルノビデオ見ているらしい。
そして売春禁止なのにあちこちに売春施設がたくさんあって、ガサ入れされたあとのベッドの運び出し見物も賑やからしい(ついでに通報した奴のほうが貶されるそうだ)。
漫画やアニメの表現を規制したり創作物の登場人物に対する人権侵害とかアホなこと言ってる奴はそっち行けよ。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-07-23 02:26 | 読書・漫画・TV
買った本・借りた本・その他(漫画含む)
ハマコー だう!/浜田幸一(講談社)
たまには誉めてやる/浜田幸一(廣済堂出版)
ダダ漏れ民主主義/日垣隆(講談社)
怒りは正しく晴らすと疲れるけれど/日垣隆(WAK)
小泉外交二〇〇〇日の真実/読売新聞政治部(新潮社)
八股と馬虎 中華思想の精髄/安能務(講談社)

新書・新古書・古書店で購入。


チェ・ゲバラ 革命を生きる/ジャン・コルミエ(創元社)
中東迷走の百年史/宮田律(新潮社)
パレスチナ紛争史/横田勇人(集英社)
知識ゼロからのローマ帝国入門/阪本浩(幻冬舎)
暗黒大陸 中国の真実/ラルフ・タウンゼント(芙蓉書房出版)
「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究/東中野修道・藤岡信勝(祥伝社)

図書館で借りた。
知識ゼロからの~はイラストの多さから子供の読み物に見えるが意外と優れ物。
チェ・ゲバラは訳文が読みにくくてたまらんがゲバラ自身の手記や写真などでなんとか読める。
車輪の漫画より金正日の漫画やアメリカ貧困漫画を置いてほしいでござる。


世界の大遺跡6 ローマ帝国の栄光(講談社)

だいぶ以前から所蔵していた全13巻のグラビア本、すごくでかくて重くて持ち運びに苦労。


チェーザレ/惣領冬実(講談社モーニングKCDX)

漫画だがとても面白いのである。
帯を外してコミックスの表紙だけ見ると漫画じゃないのである。



あとは最近購入した漫画。

テルマエ・ロマエ1/ヤマザキマリ(エンターブレイン)
裁判員の女神5/かわすみひろし・毛利甚八(実業之日本社マンサンコミックス)
医龍23/乃木坂太郎・永井明・吉沼美恵(小学館ビッグコミックス)
トクボウ朝倉草平7/高橋秀武(集英社SJコミックス)
MOONLIGHT MILE18/太田垣靖男(小学館ビッグコミックス)
ギャラリーフェイク003/細野不二彦(小学館文庫)
ライジングインパクト6~10/鈴木央(集英社文庫)
Axis Powers ヘタリア1~3/日丸屋秀和(幻冬舎コミックス)

そろそろダブルフェイスの新刊と獣医ドリトルの新刊を拝みたいのである。


そして殺人者は野に放たれる/日垣隆(新潮文庫)
少年リンチ殺人事件 ムカついたから、やっただけ≪増補改訂版≫/日垣隆(新潮文庫)

最近やっと完全読了、いろいろ思うとこあり。
イジメもリンチも中華思想、加害者が被害者ぶるのは自身が加害者である事実を認識していないか、「イヤな事件」をさっさと忘れたいから、などなどいろいろ考えたので私なりの感想をまとめたいが体力・精神力・集中力の面で実現困難と思われる。


ちょっとだけ追記。
惣領冬実が確かモーニングで「ES」というサイエンス(?)サイコサスペンス漫画を連載していた頃、掲載紙のインタビュー企画か何かで「好みの男性像」を訊かれてなぜか「苦手な男性像」を語っていたが、そりゃアンタの漫画の男主人公キャラじゃねーかと思った記憶がある。
イケメンで無表情で痩せていて手足が長い男性が不安で怖い…チェーザレだとアンリやメディチ家のボンクラ息子が不安を感じない男性像なんでしょうか(確かに惣領冬実が描くイケメンキャラはホラータッチで怖いけども)。
麻生さんが「黄金のラフ」好きとどっかで聞いてさすが麻生さん!と惚れ直した。
黄金のラフ初期から読んでるけどマイトかっこいいよな!飛ばし屋はとにかくカッコいい。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-07-09 11:28 | 読書・漫画・TV
理工系パネェ話と親にありがち超理論/兵役免除
土木工学←基本ッスね
建設工学←基本ッスね
河川工学←基本…かもしれないッスね
海洋工学←基本…かもしれないッスね多分よくわからないけど

水理学←????New!

海岸海洋室の方が亡くなられたとの連絡がありました。
故人が御存命の折にはひとかたならぬ御世話を賜りまして略お勤め御苦労さんでした!
んでどなたですか?と母に聞くと「縁はあったかもしれない」。
河川計画本部の前に海岸海洋室にいらしたんで?「海岸海洋に所属したことはない」。
ああ、じゃあ資料室()に移られてからご利用があったんで?「いろいろな部署があってね略」。
えーとお母さま、お母さまは入社時から河川計画本部に所属されていらしたんですか?
「んなわけないでしょwww長いこと勤めてんだからいろんなとこ行くわよwww」
左様ですよね…最初はお茶汲みとコピー取りですよね、専門知識も何もない女子ですから。
てゆーか就学以前、母はすでに河川計画本部に所属していたのか記憶が不定化(ふさだか)。
緊急用に内線電話番号はしっかり覚えていたのですがどこにかけていたのかは「?」。

海岸海洋室という初耳の部署は河川計画本部の中にあるそうです。
普通は海が大きいのだから海の下に川では?と思いましたが母の会社では河川のシェアが低く弱小部門扱いでさらにその下に海岸海洋があるとか…どんだけ需要がないんだ海岸海洋!
つか弱小部門のわりに忙しすぎだゴルア! 主な収益源はお上のお仕事・超ホワイト企業のくせに!

土建屋
コンサル()

と勘違いされやすいですが。
もとは国交省の役人がやっていた仕事が経済復興計画で役人が賄いきれない量に膨れ上がったため民間企業に任される形になったのが建設コンサルタント業だそうです。
天下りで役人が下りてくるようなことはないそうですが、公共事業が右肩下がりになって以降収益も芳しくないとかそれでも産婆や葬式屋よりも安定需要の業界それが建設関連業界の底力。


そんなことはどうでもいいとしてWhat's 水理学?
一発変換できるからきちんとした学究施設もあるのでしょうが超初耳です。
鳩山前総理大臣が東京大学の理工ナントカ部を卒業されたという件で東大の株が落ちたとか理系の株が落ちたとかいう話を聞きましたし「学歴は関係ない」派(低学歴の僻みと呼ばれがち)、「あれは特殊な例だから理系じゃない」派(あくまでも理系は知性的主義者と私は呼ぶ)と賑やかしい議論 in 2CHもチラと目に入りましたが中卒就職のカーチャンよりばかなんじゃね?と実感としては。
なんで中卒就職のカーチャンが上に挙げたような難解(そう)な学究をある程度理解した上で昇格ない代わりにヌシとして人を使いながら業務をこなしているのか理解に苦しむところですが、仕事の役に立たないお勉強って意味ねぇな、ついでに大富豪のボンが貧乏人でも学問に励めるようにと税金で建てた学校に入るんじゃねーよと思った次第であります。

子供が親より馬鹿だと生物は進化しないという超理論を小学生の娘に話す(これ別にお説教ではなく日常会話なんです)カーチャンもどうかしてると思いますが、痩せこけて体重40kg以下がデフォになるほど働き続けて23区内に家(分譲マンションですが)を買ってローン返して両親ともども厚生年金+個人年金でカツカツの老後にならないよう真面目に働いてきたカーチャンは偉いと思います。
トーチャンも働いているし、世間さまが考えるようにトーチャンの甲斐性がないからカーチャンが働いているわけではないのですが、「庶民にとってささやかな資産はあって困ることなどない!」「人生いつ何が起きるかわからないからその時のために蓄えは必要だ」の二本柱でこうなったんだと多分(しかしトーチャンだけがん保険に入れたのにカーチャンががんになるとは)。
けど普通に仕事自体もやりがいがあって面白かったのではないかな。
10年くらい前かもうちょい後か、カーチャンの資料室(当時日本橋蛎殻町所在)にお邪魔したら土木河川関係の立派な資料がたくさん並んでいて旧来のボロい資料を電子化する方法もちょっと実地演習させて貰えて(※通常業務はとっくに終わった夜10時です)生活をかける職場だと思わなければなかなか知的興奮に満ちたいい仕事場だなと私は思いました。
朝8時半~夜9時過ぎまで毎日詰めていたら別の思いが生まれるに違いないですが。

にしても理系パネェな。
トーチャンも測量技師兼家屋調査士だが遺伝は予測がつかないもんだ。
ちなみにトーチャンのほうのおじいちゃんも測量技師(心臓病のため兵役免除※ですた)。
測量道具も見せて貰うと面白いですね。


※兵役免除
兵役検査で甲乙いずれにも該当せず兵役不適切不適格と判断されたケース。
韓国社会における「兵役逃れ」とはちょっと意味合いが異なる。
某文学者は息子の兵役を回避するために兵役検査前は高熱が出るほど無茶苦茶な運動をさせて兵役を逃れていたと国語教師から教わったが、「くまうちの日までに」という児童文学書によると兵役免除=反戦意思表明ではない一般人が屈辱と感じた例もあったようだ。
「くまうちの日までに」(岸武雄・著/金の星社)は少年時代に熊と遭遇して死に物狂いで叩きこんだ拳が運よく熊の眉間にヒットしたため熊を倒し生き延びたもののベアークローの一撃で片目を抉られ隻眼となったお爺さんが昔の思い出話を孫に聞かせるというストーリー。
長いこと読んでいないのでアレだが孫=読み手という狙いの作品ではないかなと私的見解。
重傷を負いながらも熊を倒し生還した少年を「勇気ある少年」と賛美する地元新聞などの声に対していまだ傷が深く仰臥したままの少年(お爺ちゃん)が「あれは勇気というものじゃない」と反発を覚えたり、隻眼となった悲嘆と視覚的不利を克服して活発で頑健な運動青年になった少年が自信を持って兵役検査に臨んだにも関わらず、兵役免除=兵隊として役に立たない人材という判断を下され「健康体で運動も体力も誰にも負けないのに片目がないだけで役に立たないというのか!」と悔し涙を流すなど、兵役や戦争といった時代背景や言葉に惑わされず一読をお勧めしたい良書(と言っても廃刊か残念)。
「おおきなおいも」「ロボット・カミイ」「いやいやえん」の次くらいにお奨めしたいねぇ。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-06-25 19:02 | 読書・漫画・TV
木久ちゃんが貰う豪華賞品
木久ちゃんと言えば河童。
河童にちなんだ旅をプレゼントします!




水かき(ヒレ)のついた足袋、と予想してみる。
今回歌丸師匠の判定が甘かったのは「瞳を閉じて」のテーマ終了という事情でしたか。
楽さんの挨拶が何の捻りも皮肉もなくまとも(真っ当)すぎて「え?何?」と面喰いました。
昇太のハイテンションはなかなか面白くて好感が持てるねー。

個人的には手と足を使った新党ネタが面白かった(誰だっけ?)。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-05-30 18:02 | 読書・漫画・TV
麻生太郎T/ゆうきソウ/いとう耐/バオー来訪者/派閥政治とか
太郎さんの秘密 明解「麻生太郎」の基礎知識/新川典弘
ムダヅモ無き改革 4/大和田秀樹
マンガで分かる心療内科 1 /ゆうきゆう・ソウ
おとなの1ページ心理学/ゆうきゆう・ソウ

5月に入ってからこれだけしか買ってなかった。
マンガ(略)内科を片手に「いとう耐のコミックスありますか?」と聞いていた私ってば…
しかも麻生太郎Tシャツ着てさ…
でも普通に地味なのでよくプリントを見ると「もしかして麻生太郎?」by母 程度のもの。
そういえばこの書店の店員、太郎さんの秘密を注文した時に、最初は著者とタイトル検索で苦労していたのに、いきなり「あ!麻生太郎さんですね!」と目を輝かせて振り向いた。
きみも麻生太郎好きなんだね、しかも「さん」づけなんだね気持ちわかるよ…生温く微笑みながら「はい!麻生太郎さんの本です!」と答えたら注文終わるまでずっと嬉しそうな感じだった。

最近、たまたま着るものを探していて見つけたのでよく着てる。
画像だとイラストがくっきり見えているけど絵柄が布地に馴染みすぎてただの地味Tシャツ。
文字は実際に着ていても完全にスルーされてるけどプーの人が着ると自己嫌悪に陥るゾ。
a0027061_1525747.jpg
女の人がレディス着るとカットソー素材なので夕陽の部分が伸びてハートマークになります。

ちなみにいとう耐のコミックスは廃版ということなのでブックオフオンラインで注文した。
山科けいすけの「戦国」も廃版…C級さらりーまんでファンになったけど、「戦国」も読みたい。
そして古本屋でライパク文庫版と細野不二彦の太郎文庫版を一気買い。
ついでに買ったバオー来訪者が面白すぎる(バルバルバルバルッ!)。
絵が凄そうだけど、魔少年ビーティーも読んでみたい気が。
ギャラリーフェイクも文庫版こつこつ集めています。
運動音痴で汚部屋に住んでる藤田さんカッコいい、サラもかわいい。
そして前々から古谷三敏の寄席芸人伝手に入らないかな~と思っていたけど、あんな古い漫画が文庫版で出版されてたとはラッキーだ。

ムダヅモ4巻、しょっぱなのミニスカパパブッシュでいきなり吹いたけど、ラグナロク編(?)がイマイチ盛り上がらないのはラッツィーさんがしょぼいからではないだろうかと思った。
登場時からなんとなくイマイチな気がしたけど、やっぱり本物のほうと比べて…本物は人間の姿をした何かにしか見えないから漫画のほうは普通の人すぎるんだよね、ラッツさん。
(プーちんも素手でトラの首をねじり切る獰猛な神獣の化身っぽいほうの人のが私は好み)
3戦目のブッシュ親子VSアーリア軍人対決がまさに正統派少年漫画バトルのごとく盛り上がりすぎてしまったせいもあるかもしれないですね(まさかムダヅモのブッシュに感動するとは)。
スコルツェニーとルーデルは良すぎた(※顔のことではない)。
ルーデル喋らなすぎ・表情変えなさすぎ・出番少なすぎなのに、スコルツェニーの派手な猛撃にかく乱されている敵の隙を一気に突くかのように現れる時の、あのスコルツェニーを凌駕するほどの存在感がマジカッコよかった。
あそこまで敵が誇り高く正攻法で戦う奴らだと、対するブッシュ陣営もカッコよくなきゃバランス悪いですからねー。
しかしこの漫画読んで一番怒るのはバチカンの方々であろうな…。

さらに今、票トラをゆっくり読んでるけどイッちゃんのモデルが小沢一郎ってマジですか。
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で「小沢一郎 嫌われる伝説」っておいw
リクルート事件以降しばらく首相がころころ変わって「今の総理大臣」がわからなかった。

新婚で落選した麻生さんが角栄に「選挙の前に祝い事をやるバカがいるか!」と励まされたり、小沢さんも足が遠のいた没落金丸さんとこに麻生さんがせっせと顔を出して(義侠心+政治手腕を学ぶため)自分の派閥の議員だと勘違いした金丸さんにキミのような若者がいるとなぁとしみじみ言われたり(要は金丸さんにとって単なる無名の若造だった)とか、宮沢総理のポスターに宮沢りえ起用という無謀な計画の実行係を強制的に任された麻生さんが「任されたからにはやらなければいけない」とりえに菓子折りを渡して真摯にお願いし続けたら、それ(お願いと菓子折り)だけでりえサイドが了承してくれたとか、宇野スキャンダルでマスコミのパパラッチを恐れた議員さんが料亭に寄り付かなくなり閑古鳥が鳴いていた頃、「困ってる時は使わにゃならん」と平然と通ってたりとか、麻生さんが総裁選に出馬したら小泉さんも追っかけて出馬したとか、「麻生太郎の基礎知識」を読むとほぼ縁の下から自民党を支えて続けてきた麻生さんがその長い議員生活の中でどんなことをしていたのかというエピソードに触れられるだけではなく、「派閥」という言葉に抱く印象や解釈が少し変わるかもしれません。
大所帯のコミュニティではそれだけ考え方が違う人間が集まるのだから、考え方が近いもの同士がグループを形成することはむしろ自然、そしてグループの中でも考え方の違う人がいるのだから、和を尊ぶ日本人であれば他のグループと完全に離反してグループが先鋭化したり、コミュニティが壊れることを良しとするわけもなく、他のグループとの話し合いに適した人材がグループ同士の完全な対立を避けるために交渉役となり全体のバランスを取る、それ自体はそれぞれのグループのドンも自分の所属コミュニティを守るために必要だと考えている。
確かに利害も絡むし個が尊重されない・付和雷同という負の面は当然かなりあるのだが、コミュニティ全体の利益を最優先に考えるという意味ではもしかして昔の派閥政治のほうが優れた効果を発揮していたのではないかな、と麻生降ろしなんかを思い出して考えたりしました。
麻生さんにとっていいことしか書いてないという意見もあるけれど、麻生さんを持ち上げるために他の議員さんの悪口や批判を書いているわけではないのだから(てゆーか批判とか全然ない)、他の議員さんもこういう平易で読みやすい、面白い本を出せば(書いて貰えば)自分のアピールにも繋がるんですからどんどんやればいいんじゃないかなー思います。
あと、祖父・吉田茂の流儀も読みやすいし、麻生太郎の基礎知識の一環として読んでみるのがお奨め。
麻生さんの底抜けのポジティブ思考や常に前向きで何事も諦めない強さ、政治家として国民のためにどう尽くすべきか、などなどまさに麻生太郎の原点がこの本には書かれている。
憂うより前向きになれ!私たち日本人はまだまだすごい力をこれから発揮できる!諦めるな!と繰り返し伝えられるブレない強いメッセージはデフレ勝間さんのような現状不満タイプの上昇志向に依る類のものではなく、おじいちゃんと一緒に敗戦後の焼け野原を見て、「日本はこんなところで終わらない、日本人はすごいパワーでここから立ち上がる」というおじいちゃんの言葉を聞いて、実際にそのすごいパワーで驚異的な復興を遂げて科学立国になった日本を見てきたから「今が限界」「これからどんどん悪くなる」と考えて行き詰ってしまう国民に対して「限界なんか決めるなよ!俺たちもっとすごい力持ってんだから頑張ればできることはたくさんあるんだよ!方法はいろいろあるじゃないか!」と希望を…いや実現の可能性に気付いて貰いたいがために言っている渾身のメッセージなんですよね。
これ以上先に進めない、と考える人が多いとなかなか理解されにくい言葉ですけれど…。
私は麻生さんを知ってから、憂うばかりじゃ何も生まないということに気付いてまだまだやろうと思えば可能性はいくらでもあるという具体的な例を挙げたお話にも心打たれてこの人は絶対に日本や日本人を見捨てない、諦めない、信じられると思ったわけです。
私自身、長い間自分自身が嫌だということが多すぎて自分はすごい不幸なんじゃないかと思ったりしたことも何度もあるから力強く暖かい言葉にとても救われて感謝している部分はありますが。

太郎さんの秘密的な本は、小沢版読みたいよ私。
悪いことは悪い、法を犯したらちゃんと法の裁きを受けるべき。
でも小沢さんという人自体はすごく興味を惹かれる人で、ドラマに満ちた人生を送っている人なのではないかと思います。
小沢さん、全然立派な人とは言えないし、ご自身でも政治の才覚がないことは気付いておられるのではないかと思うのですが(どっかの痴的が服着てる最高司令官とは明らかに違うし)、だからこそ国を動かす(支配する)権力を貪欲に追い求め、そのため多くの国民から嫌われて行く中それを手中に収めた今、日々何を考えていらっしゃるのか、悪意ではなく純粋に人を知りたいという好奇心から非常に興味があります。
不自然なくらい自分の意思や目標を口にしたがらないこともミステリアス。
ラスボスのくせに「目的などない!」と言っちゃった奈落を彷彿とさせるんだよなぁなんとなく。
角栄に可愛がられたのなら悪いことだけじゃなくいいこともしていたのだろうに。

長くなりましたが最後に、大人の心理学はタイトルに偽りないけど読者を混乱させすぎだろう。
ゆうきゆう+ソウじゃめんどくさいからゆうきソウでいいと思いました。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-05-23 23:06 | 読書・漫画・TV
3月決算(文庫コミック)
成田美名子

みき&ユーティー 全1巻
あいつ 全1巻
エイリアン通り 全4巻
CIPHER 全7巻
ALEXANDRITE 全4巻
天の神話 地の神話 全1巻
NATURAL 全5巻

樹なつみ

マルチェロ物語 全4巻
朱鷺色三角 全3巻
パッション・パレード 全3巻
花咲ける青少年 全6巻
トランシルヴァニア・アップル 全1巻
八雲立つ 全10巻

佐々木倫子

動物のお医者さん 全6巻

川原泉

空の食欲魔人 全1巻
美貌の果実 全1巻
笑う大天使 (全2巻中)第2巻
フロイト1/2 全1巻
中国の壺 全1巻
バビロンまで何マイル? 全1巻
メイプル戦記 全2巻
事象の地平 全1巻

山岸涼子

日出処の天子 全7巻
鬼 全1巻

日渡早紀

ぼくの地球を守って 全12巻
記憶鮮明 全1巻

清水玲子

ミルキーウェイ 全1巻
竜の眠る星 (全2巻中)第1巻
月の子 全8巻

那州雪絵

フラワー=デストロイヤー 全1巻
ここはグリーンウッド 全6巻
天使とダイヤモンド 全1巻

由貴香織里

砂礫王国 全1巻
伯爵カイン 第1巻
天使禁猟区 全10巻

岡野史佳

フルーツ果汁100% 全3巻

吉田秋生

吉祥天女 全2巻
夢見る頃を過ぎても 全1巻
櫻の園 全1巻
BANANA FISH (全11巻中)1~5巻,7~11巻
BANANA FISH ANOTHER STORY 全1巻

わかつきめぐみ

月は東に 日は西に 全1巻
So What? 第2巻

高口里純

花のあすか組!外伝 全3巻

神坂智子
T・E・ロレンス (全4巻中)1,3,4巻
シルクロード・シリーズ (全6巻中)1,3巻

紫堂恭子

辺境警備 (全4巻中)1,2,4巻

萩岩睦美

銀曜日のおとぎばなし (全3巻中)1,2巻

二ノ宮知子

平成よっぱらい研究所 全1巻
OUT 全1巻

原田梨花

天使の分け前 全1巻


買い杉。
ではあるが、ボロになりすぎた単行本の買い替え計画(※)8割達成。
(※二ノ宮知子と萩岩睦美は「ついで」、原田梨花は一遍ちゃんと読んでみたかっただけ)
いくら安価で買ってもひと月の買い物としては高すぎるけど、本棚はかなり軽くなった。
「フィフティーン・ラブ」と「俺たちの頂」の文庫版があればもっとスッキリするんだけどなぁ。
岡野史佳も「瞳の中の少年」まででいいから他の作品も文庫化してホスィ。
「スパイラル~推理の絆」も文庫化してたら絶対買い替えたい。
樹なつみさんの「OZ」は最初の装丁が好きだったので買い替えなくてもいいか、と思っていたけど今A5判で見るとすごく読みにくいし4巻が分解しかけていて保存用とは別に必要かな、と。
初版が好きで買い替えてない本ももちろんあるよ(西村しのぶの「美紅・舞子」とか「VOICE」とか、吉田秋生の「櫻の園」も初版を処分する気はない)。
新古書店批判はたくさんあるし、「話題の作品」なんかをバンバン高額で買い取って回転させる流通形式も私は好かん!…けど、「エリア88」や「ピグマリオ」の単行本を全部新品の文庫に買い替えるなんて庶民には不可能です…。

漫画じゃないけど切実に講談社にお願いしたいこと。
ティーンズハートの悪霊シリーズ、挿絵抜きでリニューアル文庫化して欲しい。
悪霊シリーズはやっぱりティーンズハートを読まないとネ!と思うんだけど、あの挿絵は小説読む上で読者の想像力の羽ばたきを著しく阻害するぞ…。
小説の挿絵ってなくてもいいんじゃね?と思ってる私だからこそあの挿絵はすごく困る。
山田画伯と十二国記のベストマッチのほうが希有な成功例だと思う。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-03-31 22:29 | 読書・漫画・TV
透明ブックカバー
消費者から企業に伝える要望は果たしてどの程度反映されるものなのだろうか?
お前んとこの商品は二度と買わねーからな!他の奴らにも言いふらしてやる!という不毛な要望を伝えても意味がないように思えるが、御社の商品が気に入っているからこそ是非改善して頂きたい点がある!と具体的に低姿勢ながら熱意を持って何度も伝えていたら、本当に私の希望に近い形でちょっとだけ改善されていたことに気付いて結構驚いた。
株式会社ダイワハイテックスという名前に馴染みがあり携帯にも番号登録している奴なんか奇特だと思うが、実は透明ブックカバーはここ以外にありえないと言い切っても過言ではないくらい私がお世話になっているブッカー君の製造販売会社である。
以前はハンズで売ってる某メーカーのブックカバーを使っていたものの、強度に難あり、他いろいろ使いにくさを感じていたところ、たまたま地元の書店でブッカー君を見つけて購入してみたら大当たりで以降ブッカー君をこよなく愛用している。
ブッカー君の長所は丈夫なところとコンパクトなところ、ホールド力でしょうか。
透明ブックカバーはある程度幅があったほうがヨイ、という観点からサイズの余裕を持って作られていますが、縦の余裕がありすぎると高さが余って上のほうが折れてヨレヨレ、という美観のために保護してるのに美しくない状態になってしまう。
その不満をもっとも感じない点と、相当な厚みのある本でも余裕でカバーしちゃえる点がありがたく嬉しかった。
文庫版の縦サイズが152mmだからかなりコンパクトだけれど、白泉社文庫(最大文庫かっちゅーくらいデカイ)がキッチリ入るサイズなので大抵の文庫は収まります(サイズ早わかり表)。
ただ不器用な人だとそんなぴっちりしたサイズの文庫は収められずにバリっと行くかもね(強度はあるけど手先の不器用な人は何をやらかすかわからない怖さがあるのでいちおう注意)。
でも一般文庫でそこまでデカイのはお目にかからないので文庫本なら大概収まると思います。
すごーく気に入ってたんですが、特に文庫版と新書版で大変困る点がただひとつ。
厚い分には何ら問題ないんですが、薄い本に対応できないんです。
少年ジャンプコミックスなら問題ないけど普通の新書ってすげー薄いよね?
文庫本も梶井基次郎の「檸檬」とか太宰の「人間失格」とかすごく薄いし。
お値段や置き場所の関係でハードカバーを避けて新書や文庫を買ってる身としては、品質を気に行って愛用しているのに(普通の文庫や新書だと)普通に使えないのが悔しい。
なのでその点をなんとか都合つけて頂けないかと電話も何度かして要望を伝えていたんだけれど、今何気なくHPを見てみたら対応サイズが少し変わっていたのでびっくりした。
少年・少女コミック用と兼用の新書版のサイズ、高さが変わらず横も1mmしか違ってないけど7~28mmだった厚みが5~27mmに変わっていた。
どっちかっつーと文庫版と新書版は薄型(一般書籍用)と厚型(漫画用)に分けて欲しいところなんだけど、これって同様の要望が多かったために少々改良したということでしょうか。
別に私なんて法人の顧客でもないから私の要望が反映されたワケじゃないと思いますが、言ってみるものだと思った次第であります。
さて、文庫も薄いのに対応できるサイズを出して頂けたらすごく嬉しいけど今のところアニメイトで売ってるミエミエの文庫版で代用している…けどミエミエは高さ155mmだからやはりブッカー君の薄型を待つしかない。
ブッカー君は本来の表紙カバーの折り返し部分までしっかり覆ってくれる点もすごくポイント高い、マジで気に入っている。
別におカネ貰って宣伝してるわけじゃなくて、ブッカー君が売れたらその分開発費が潤うんじゃないかと期待しているだけです。

今日は二ノ宮知子の「平成よっぱらい研究所 完全版」が50円で買えた。
「吉祥天女」の文庫版(全2巻)も各105円で購入。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-03-20 00:30 | 読書・漫画・TV
「毛髪はもう死んでいる」 歌丸師匠の復帰を待ちわびる
今週は1回も更新できませんでした、チクショー。
今月から歯科医院に通院し始めたお陰で俄かにスケジュールで動く生活になって気分的に忙しないせいもあるし、不調のため処方が変わったら見事に裏目に出てガタガタっと調子を落としたせいもある。
もちろん元の処方に戻して頂いてなんとか安定の兆しが出ているものの、一度崩れると安定した状態に戻すのにやたら時間がかかるのでまだ現段階で復調したとは言い難い。
落ちる時は早いのに上げるには偉く時間がかかる難儀な病気です。
しかも今月遅くならないうちに手帳の更新と自立支援医療の更新手続きしなきゃアカンので課税証明書などの書類を役所で発行して貰わなきゃイカンし、今月やること大杉でテンパる予感。
歯科医院では毎度これまでにないほど痛い治療を受けてますが、むしろ鎮痛剤を飲んでも収まらないような痛さに支配されてる時があってよかったなーという感じ。
でも歯が痛いのを我慢してるといつのまにか歯がグランドキャニオン化してる可能性があるので(マジ)そういう時はみんな早く歯科医院を受診したほうがいいと思います。

特筆すべきことは何もないですが月曜日に美容院でばっさりカットして頂きました。
伸ばしっ放しの髪を切りたいとずっと思いつつ、カット代が勿体ないのと次の髪型のイメージが全然固まらなかったせいもあって多分1年以上放置してたと思いますが、さすがに鬱陶しすぎて我慢できなくなったので。
抜け毛が化け物の一部に見えるほど長いってのは常軌を逸しているでしょう。
ただ思いっきりよく「もっと切っていいですよー」とバサバサ切らせたのに毛髪の量自体は全っ然減ってなかったことに愕然としました。
こんなに切ったのに根元からもっさりしてるYO!
精神の荒廃と不摂生な生活でさすがに毛根も疲労してかなり髪の毛の量が減っただろうと思っていたのに相変わらず無駄に元気な毛根と毛髪の健在を見せつけられて、まだしばらくこの大量の毛髪と付き合って行かなきゃイカンのかとゲンナリしました。
男性の毛髪量の個人差に貴賎はないですが、母が抗がん剤治療を受けていた時にマルハーゲーになってしまって非常に悲しい思いをした経験もあり、女性は毛髪のありなしにこだわっていいと思います(ただし男性と同じくない人を嘲笑したり差別したりというこだわりは断固不支持)。
しかしあればいいじゃんというほど女性の髪は単純なもんではないので(毛髪量が多いほど髪型の自由度が低いし制限が多い)ありすぎて困るという悩みもあるということは認めてください。
でも頭は軽くなったしシャンプーが楽になって本当にスッキリしました。
しかしうちで一番毛髪の維持費(美容院代は当然込む)をかけてない私が髪の毛に関して一番贅沢してると父親に思い込まれているのは何故でしょう。
カット代からして父が4500円、母が4200円、二人とも短いので毎月散髪に通っているけれど、私は1500円~1900円の散髪に年イチ行くか行かないか。
クーポンランドによく載ってるオシャレな美容院(要するに商店街じゃなくて繁華街の美容院)というだけで年配の人の目にはトンデモナイ贅沢してるように見えちゃうのかな~?
毛髪の有無に貴賎があると思い込んでる男が禿げると毛髪があること自体に嫉妬してわけわかんねーこと言い出すから男のハゲ差別は嫌いなんだよ。
若くても年寄りでもイイ男は髪の有無に左右されないのにさー。

毛髪に神秘的な力が宿るという日本の信仰はまだ生きてると思うけど、ハゲ差別やハゲ嫌悪とはまったく関係ないと思う。
仏教系ではない完全神道系の信仰なんだから、「日本は仏教の国」という言葉になんの違和感を持たない、己のアイデンティティにおいて重要な意味合いを持つことだと気付くことさえない(気付いた人を「国粋主義者」とか「軍国主義者」と見なす)大多数の日本人にとっては廃れ果てた信仰だと言い切っていい。
天岩戸の前に集った神々の前で花びら大回転よろしくエロエロに舞い踊った天鈿女命(アメノウズメ)の陰毛は地に垂れさがるほど長かったと太古の書物に書いてあったそうだが(小松和彦先生の著書に出典も書いてあったと思う)、それと同列の(近代社会的価値観から見れば)尋常じゃない日本神話に現れる信仰なんか現代の日本人に受け継がれてるわけないもんね。

ところでファンの間で「教授」と呼ばれる川原泉は仏教と共産主義・社会主義、平和思想についてどういう観念を持っているのか甚だ気になるけど知りたくないようなことでもある。
自衛官であるというだけで通勤途中に後ろから頭ぶっ叩いていいわけがないし、理由を問われて「戦争反対」と返すのも幼稚すぎる話(ぶっちゃけ暴行罪)なんだがそのへんどうなんだか。
当然のように「日本人だから仏教徒」のパターンを延々繰り返す点といい、「教授」の見識はかなり偏っているように見えるけど単なる漫画好きとしてはあまり突っ込みたくない疑問点です。

月曜日に中古書店で偶然文庫版の「記憶鮮明」を見つけて未来路の話が載ってたので買ってしまったけど、あとがきで作者に「ディープ」と言われて頭ズコンみたいな。
確かに日渡早紀の漫画の中で処分せずに手元に残しておいたのは変色した「記憶鮮明」単行本だけだったけど、作者の中でそういう位置づけの作品だったのか。
「ぼくの地球を守って」を19巻まで集めてヘタったことはかなり後悔してるので文庫版集めてラストまで読み切る気でいますけど、続編も読みたいので結構大変そうです。

ホモ同人が出たことにショックを受けて(腐のくせに我ながら呆れ果てる理由)2巻出る前に読むのやめちゃった「八雲立つ」も文庫版6巻まで集めました。
でも軟弱ショタ主人公に耐えられず1巻でリタイアした「獣王星」は今後も読めないと思う。
ショタ大好きの友人は獣王星に御熱だったけど、私はあの主人公耐えられなかった…。
進藤ヒカルくらい懐が深く漢気溢れるイイ男じゃないとショタ主人公になかなか好感持てないのかもしれません(ライパクのガウェインやマンキンの葉も好きだけどリアリティ系じゃないから)。

漫画じゃない本だと日垣隆氏の「日本につける薬」が面白くて毎日少しづつ読んでいます。
「医薬品クライシス」も素人にとって一番面倒くさい部分を読んでます。
面倒くさいけどちゃんと読んだほうが面白いだろうから。
せっかく書店で定価購入した「現代アメリカ宗教地図」を読み始めるきっかけがなかなか生まれないんですが、アングロが作る差別社会の根源である耶蘇教についてもちぃとは知らんと。
聖書に黒人は汚いって書いてあるらしいけど、マジならスゲェ信仰なんだなぁ。
現実と区別つけずにオカルト信じてる奴らだから何を信じていても不思議はないけどねぇ。

最後に、成人して初めて金目のブツを拾ってその足で交番に届け出たんだけど、拾得物の届け出ってすごく面倒でびっくりした。
届けて住所氏名連絡先書いたら終わりかと思ってたのに「現金が入っていたから」という理由であんなにややこしい手続きに時間取られたのかと思うと届け出なきゃよかった…という気も。
ぶっちゃけくたびれた安物コインケースに千円札1枚入ってただけ。
いや、いちおう持ち主がいるんだから持ち主の元に戻ればいいと思うけど、千円札1枚程度で権利とか告知とか面倒くさい書類が要るのかよ…と個人的に思っただけです。

金銭的価値の大小に関係なく、ネコババは泥棒です、窃盗です、犯罪です、ダメです。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-03-13 23:59 | 読書・漫画・TV
裁判員の女神4
昨日、じゃなかった一昨日は予定通りトクボウ朝倉草平6巻バーテンダー16巻を購入しましたが、昨日コンビニで漫画サンデーを立ち読みしたら裁判員の女神4巻いよいよ発売!と書いてあったので発売日を確認しようと出先から書店に電話して聞いたらすでに発売済みで在庫は残り1冊ですと言われて慌てて取り置きをお願いして今日買ってまいりました。

裁判員の女神はたまたま書店で発見して「かわすみひろし氏のコミックス…!これは絶対に読みたい!」という衝動に勝てずに買ってしまった漫画です。
裁判員制度について決して否定的ではない(むしろはっきり肯定的と言って差し支えない)内容で、しかも原作者が家栽の人の人…。
嫌な予感ずくめでかわすみ氏の手腕だけを信用して買った本ですが、予想に反して被害者の人権も疎かに死刑制度の廃止を訴えるような胸糞悪いムカつく啓蒙書になってないあたりはさすがかわすみ氏だな~と感心しています。
必ず表紙に記載される「知らずに人を裁くのですか?」は副題と見なしてよいと思いますが、確かに「知る」ことに関しては、裁判員制度に限らず法曹界や検察の起訴システムについても大変有用な漫画であると私は思います、というか推薦に値する良書だと判断します。
裁判員制度に賛成の人も反対の人もまず裁判を知らないことには話にならんでしょう。
しかし、裁判員制度の是非はさておき、登場する被告人がすべて同情の余地ありキャラクターに描かれている点がどうにも気に食わない。
実際に被告に同情の余地があるかどうかは個人的な感想の範疇ですが、どこからどう見ても同情の余地があるとは思えない、と多数の人が感じるような被告だって星の数ほどいると思うのですが、そういう被告を登場させないのは扱うテーマとしては些かアンフェアな気がしますし、判決結果がいつも“良心ある裁判員”によって減刑になっている点もアンフェアな描き方ではないかと思うのです。
とりあえずまだ4巻までしか発刊されていない漫画なのでこの先を見守りたいと思いますが、政治家や検察・警察を殊更「悪人ヅラ」で描く必要性はわかりませんね。
4巻のテーマは「冤罪」で、冤罪立証の難しさを(もちろん漫画なので)読者にわかりやすく伝えていますが、裏表紙カバーに本書の説明として「国家権力によって濡れ衣を着せられてしまった***(被告の名前)」と記載してあり、嫌でも「国家権力」が目に飛び込んでくるレイアウト。
わかりやすく被告の逮捕理由が「警察・検察の腐敗によってスケープゴートにされた」だったから通るんでしょうけど、誤認逮捕ってそんな簡単な図式ばかりですか?
私は「国家権力」という言葉自体を非難がましくセンセーショナルに使う人は嫌いです。
「国家権力の暴走」が許されざることであって(今完全に立法府が国家権力を手に入れた歓喜から暴走しておりますが)、「国家権力」自体は批判される謂れは何もない、むしろ国家権力が存在しなければ、そこに国家や政府は非ず、ただの難民キャンプ地域でしかありません(むろん自ら武器を携えて護身するしかない危険地域です当然)。
細かいようですが「国家」を否定、あるいは批判する発言や言葉に全力で反感を示します。
あと「司法の冬」という言葉・事象自体を本書で初めて知りましたが、そりゃ司法がお花畑満開状態になって政治的な思想信条に基き政治運動家に無罪濫発してたらお花を根こそぎ抜くしかない。
放っておいたら遅かれ早かれ三権分立崩壊の危機を招きかねない異常な状態だったのに、お花畑を枯らしたせいで「良心ある裁判官が物言えなくなった」という説明自体が異常に思えます。
また、いわゆる職質に対しても「答える必要はありません」という回答は正解なの?
法的な強制力がなくても自分自身に後ろめたい記憶がない場合は「市民の安全と自治」の一環として警察に協力するのも市民の務めだと思うのですが、皆さんそのへんは警察に任せきりで市民としてノータッチいいの?
いきなり任意同行を求められたらさすがに理由を言って貰えないと迂闊に同行した挙句拘留というシナリオが頭の中を駆け巡ってしまうでしょうが、警察官や刑事さんに何か聞かれただけで不快感を催す人の心理がよくわからない。
市民の信頼と協力を得るためには常に丁重な物言いと態度を心がけて欲しいものの、どうも警察では接客作法やコミュニケーション術の習得を現場職員に義務付けてないらしいので、その点は早急に新人育成プログラムに加えるなどの改善を計って頂きたい個人的な警察への要望です。

かわすみ作品最古の記憶であるはまりんこはリベラルとは程遠い日本の伝統文化の系譜にあたる内容だったと思いますし、大使閣下の料理人の大沢公も一見リベラルに見えるかもしれないけど実際は「風変わりで余計な蘊蓄を垂れない頑固一徹料理人」という誠に日本の職人魂を体現しているキャラに見えたのですが、今後かわすみ氏がカリー化、あるいは太田総理化したら残念ながら好きな漫画家ではなくなるなー。

堅苦しい話は抜きにして右陪席のミッチーに萌えます。
人権派の阿部弁護士は鼻の穴に指突っ込んで鉤フックしたい奴です。
凶悪犯罪者断固死刑派の新聞記者は隣にいたら殴っていたかもしれません。
私自身は死刑制度廃止に断固反対、裁判員制度にも現状反対です。

弁護士漫画では弁護士のくずがやっぱりおもしれえ。


大使閣下の料理人(文庫版)全13巻セット 税込5,590円

◇司法の冬について◇
こんなのしか見つからなかったけど、こんなのが暴れていた時代の司法は今よりずっと怖い。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-03-06 20:58 | 読書・漫画・TV
テレ東に再放送求む!/ナウシカの醍醐味は蟲と巨神兵でしょうjk
2月19日放送の「世界を変える100人の日本人」の2時間スペシャルが面白かった。
私自身が率先してテレビ番組を見ることはないのでたまたま「この後すぐ!」みたいなCMを目にして「なんか面白そう」と思ったら、両親も同じように面白そうだと思ったのかチャンネルを変えずに番組を見始めたので前半分はしっかり見て笑い転げた。
お前ら恥ずかしくねーのかwwwと爆笑してしまうが、2ちゃんネタほどふざけていない絶妙なさじ加減が飽きずに見られた勝因だろうか。
イスラエルの相撲映画(マター・オブ・サイズ)とか面白そうだと思いつつビミョ~な気分になったが(ところで「おくりびと」で一躍世界に名を馳せたモックンが昔相撲映画に主演してまわし姿でシコ踏んでたとか日本人も忘れ去っている記憶だよね)、いちばん驚いた日本通(?)の人は紙芝居やってるスペインの女性だった。
自転車の荷台に箱?何コレ?と思っていたら紙芝居とか!
箱の開き方がエキセントリックすぎてハァ?ハァ?と言ってたら両親がそれがデフォだったと…。
保育園で紙芝居くらい見た記憶は(あやしいながら)あるけれど、後ろから叩くとか揺らすとかマジでそれは日本の紙芝居の伝統芸なのか?といまだに半信半疑でしようがない。
紙芝居やってる女性は日本の精神をしっかり理解しているように見えたけれど、西欧人は聖書があるんだからわざわざ日本(異教の国)の訓話的昔話を使う必要あるのか?と思ったりも。
あとモロッコの日本語学校の授業が楽しすぎだろうとか、ドイツ人のビジュアル系バンドの歌詞がうすた京介みたいなセンスで別の意味で笑えたとか、刀鍛冶の人のとこで「日本刀ってあんなハンマーみたいな鉄の塊からあのフォルムを打ち出すのかYO!」とびっくりしたり…(サムライソードと言われるだけの神秘性は伊達じゃないんだな~)。
知ってたら録画したのにな~と非常に残念に思ったので(今日)テレ東に電話して「再放送の予定ないですか?」と聞いたところ、予想通り「今のところないです」という残念なご返答だったのですが、「他に再放送希望する意見とか…別にないですよね?」と悪あがきして聞いてみると、「他の視聴者の方からも再放送のご要望は頂いております」という意外なお返事。
民放のたかだか2時間スペシャル番組に再放送の問い合わせする人っているんだ…。
再放送の予定はないけど要望次第ではもしかしたら、みたいなお返事だったので、見逃した人やまた見たいかも~という人はぜひテレビ東京に再放送希望の要望を出してください!単に私が録画してじっくり見たいだけというワガママな理由ですが、テレ東視聴できる環境の人は気が向いたらご協力よろしくお願い申し上げます!
別に「工作員」が湧くほど日本マンセーネトウヨホルホルな作りでは全然なかったですよー。

参考:世界を変える100人の日本人日本ツウで一部出演者の紹介が出てくる)


ちなみに目を離した隙にいつの間にかテレビ画面がナウシカに変わっていた。
ナウシカならまぁいいか…と思ったものの、肝心の巨神兵登場シーンをすっぽり見逃したので、その後ナウシカのままでぽつぽつテレビ見た意味がなかったような…。
クシャナさまに萌えてクロトワに痺れて巨神兵の崩落を楽しむのがナウシカの醍醐味だよね。
ラピュタなら後半のムスカだけで歓喜を味わえる、というのはさすがに少数派か…。




人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-02-21 02:36 | 読書・漫画・TV