毎年恒例「反省会」の始まり
広島「原爆の日」を迎える
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014737531000.html

広島は6日、原爆が投下されてから64年となる「原爆の日」を迎えました。爆心地に近い広島市の平和公園では、原爆で亡くなった人の遺族や被爆者が出席して平和記念式典が行われます。

平和記念式典は、麻生総理大臣も参列して午前8時から行われ、この1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人5635人の名前が書き加えられた26万3945人の原爆死没者名簿が、慰霊碑に納められます。そして原爆が投下された午前8時15分、参列者全員で黙とうをささげます。広島市の秋葉忠利市長は、平和宣言の中で「核兵器のない世界を目指す」と宣言したアメリカのオバマ大統領を支持し、「私たちの世代が核兵器を廃絶しなければ、次の世代への最低限の責任さえ果たしたことにならない」として、力を合わせて実現させようと、世界に呼びかけることにしています。ことしの式典には、これまでで最も多い59の国から大使などが参列する予定で、核兵器を保有しているとみられるイスラエルも初めて出席します。核廃絶に向けた機運が高まるなか、被爆地ヒロシマの役割があらためて問われるとともに、平均年齢が75歳を超えた被爆者の支援のあり方や、被爆体験の継承が大きな課題となっています。広島は6日は終日、核兵器廃絶と平和を願うさまざまな催しが行われ、平和への誓いを新たにします。



ニュース見るまですっかり忘れていた。
原爆投下自体は忘れないんだけど、年を食うにつれ、日にちを忘れて行く。
まず黙祷。
修学旅行で広島に行ったときの怖気は説明しにくい。
広島と長崎の原爆投下は事実として知っていたのだが、当たり前だが原爆投下の面影もなく、整備された美しい広島の町並みを見下ろして(確か歩道橋かなんか渡ってたのでその上から)、「ここが60年前(だったかどうか記憶に自信がない)はすべてが焼き払われ、惨い死体が一面中に転がっていたのか」と思うと、何かしら無念や怨念を感じ、そこに立っていることさえ恐ろしく感じたものである。
目覚ましい復興をひしひしと実感しただけに、そのギャップが余計怖かった。
戦後何十年も経ってから生まれた私がそう感じることも後で思うと怖い。
戦争っちゅうもんはムゴイものだと痛感した私だが、その後反戦平和運動に被れはしなかった。
多分そんなにヒマじゃなかったから、としか思えないが。
今考えると、当事者や親類縁者を除き、1年365日エンドレスでヒロシマのことを考え続けてる子供(に限らないけど)がいたら、真っ当な社会生活においてかなり支障をきたされるであろう。
別に「ヒロシマ」じゃなくても「反戦平和」でも「反核」でも「9条」でもいいけどさ、それって年がら年中戦争のこと考えているってことじゃん。
なんで平成のこの世で毎日毎日惨たらしい戦争の惨禍を考えていなくちゃいけないんだ。
パキスタンが核実験に成功した時、パキスタンの人たちが歓声を上げている様子がすごく気持ち悪いとか不可解とか思っていたんだけど、大人になったら理解できた。
核実験をおぞましいものとしか受け取れないうちは子供なんだな、とも思った。
今でも核実験に対して生理的恐怖というか、兵器にまとわりつく禍々しいイメージを払拭することはできないが、核実験に成功すること、そして核兵器を持つことは戦争へ続く道ではなく、むしろ戦争を回避するため(国民を守るため)の外交手段だということが理解できたので。
今なお核武装論(※核武装がいいか悪いかの議論)すら許さない日本人は、貧しいが故に、さらに隣国の脅威ゆえに、核開発しか道がなかった国の人の気持ちは理解できるんかね?
「日本は先進国だから核を持つ必要はない」とか「唯一の被爆国である日本が核廃絶を訴える義務がある」とか言いそうな気もするが、何を言い出すかわかんないからなぁ…あの手の人たち。
語り継ぐこと自体に異論はないし、戦争の惨たらしさを歴史から学ぶ必要はあると思う。
しかしねぇ、被爆者団体とかそれに乗じる反戦平和市民団体がウザすぎて辟易するのも事実。

>私たちの世代が核兵器を廃絶しなければ、
>次の世代への最低限の責任さえ果たしたことにならない

そんな責任果たす必要があるのかどうか謎、方向性が謎。
「核兵器は恐ろしい、ゆえに用法をしっかり考えなくてはいけない」ならまだわかるのに。
奇しくも米軍が日本に落とした2発の原子爆弾によって、「核は無暗矢鱈に落としてはいけないものだ」という教訓を米国や旧ソ連邦が得たのは皮肉であるが、それによって第二次世界大戦後70年近く過ぎた今なお第三次世界大戦が勃発していないということは、複雑ながら第二次世界大戦における日本の功績と言えるのかもしれない。
つーか、黄色いサルだからって市街地で原爆実験したアメ公は日本にひどいことしたよね。
理屈じゃないレベルの感情は仕方ないと思うけど、原爆落とした米国に怒りを向けず、米国大統領のお言葉を有り難がってる人たちは理解不能だな。
オバマ大統領は「核兵器のない世界」も「核兵器廃絶」も言ってなかったはずなのに。
インド独立の父と言われるガンジーの無抵抗主義を持ち上げる人も多いけど、実際にインド独立を為し得た人はガンジーじゃないし、無抵抗主義じゃなかったように記憶している。
ま、多分他国の歴史なんてこの程度の認識しか持たれていない、で正解だと思うけど。

何はともあれ先の大戦でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。

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by yuzuruha_neko | 2009-08-06 21:21 | 今日のニュース・雑考
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