アジアカップ決勝、勝利の歓喜と憂慮・憤り
文字通り「勝ち取った勝利」でした。
後半ロスタイムで玉田がダメ押しの3点目。
3-1で中国に勝利して、アジアのチャンピオン杯を手にしました。

恥ずかしくも実況更新などしてしまいましたが、時差が出たのはテレビ画面から目を離すことが困難だったためで、じゃあなんでそんな実況更新をしていたのかと言えば、1人で興奮していることが精神的に困難だったためです。
(ネットをはけ口に使いたくはないんだけれどな~)
ともかくおめでとう!日本イレブン。

次世代日本が確実に強く育っている。
あれだけ技能面でも肉体面でも強い中国代表チームを、精神的にも物理的にも非常に不利な状況でありながら打ち負かした、完勝した事は、大きな成長の証ではありますまいか。
2年後のW杯が楽しみです。

中村の熟達と強さがこの勝利をもたらした大きな要因ではないかと思います。
ひょろんひょろんしていた(まだ宇宙人と呼ばれていた)頃の印象がいまだ払拭しきれていないのですが(だって強烈なインパクトキャラだったから…)いつの間にかこんなにタフに逞しく成長した俊輔さんを目の当たりにして、お母さんは涙が滲んじゃうよ…(T_T)
中村、宮本、川口、中澤が特に素晴らしいプレーを見せてくれました。
宮本と中澤、この2人のDFの働きはすごかったね。
川口は、「鬼神川口ここにあり!」という感じで感無量。言葉もない。
日本のゴールを守ってくれた守備陣に感謝!
(記念で中澤ヘアスタイルにしようかと一瞬本気で考えた)
問題は三都主か…。
勝利を収めたからいいようなものの、もし負けていたら、仏W杯の時の城みたいな目に遭っていたのではないでしょうか。
そこまでチームの戦績がひどくないとは言え(むしろ立派ですが)、かなり私は「だめじゃん!三都主!」とテレビの前で苛々とさせられていました。
どうにかしたほうがいいです、あの人。
最後まで報われなかった観のある鈴木も、もうちょっと活かせる方向に本人もチームも軌道修正する必要ありそうな気が…。
控えの選手でも、使える選手がいたと思うのですが…。
このスターティングメンバーにこだわったジーコの采配には疑問が残る。
勝利の歓喜に湧き踊った後は、選手達の疲労度合いが心配になりました。

でもこの中国での完全なアウェー戦で、日本チームの選手達が得たものは大きいと思います。
特に精神的な面でね。
あれだけの盛大なブーイングの中、かえって闘争心をみなぎらせている感じがね、「ああ、成長したんだなぁ」と…。
オバハンくさい感慨にも耽りたくなります。

ところで問題の中国の観客ですが…。
政府が露骨なブーイングに対してさすがに体面が悪いと判断したのか注意を促したにも関わらず、さすが首都北京、中国の民の集約地、うるさいうるさい。
テレビカメラを一瞬横切った黒いものは、何か投げたんでしょうね。
Jリーグの試合でも、相撲の取り組みでも観客が物を投げたり座布団を飛ばしたりするシーンが見られますが、あれは試合妨害ではなく憎悪の感情から来るものでもなく、感極まった観客のおひねりみたいなものです。
ま、別にJリーグでもそういうマナーの悪い客は結構いるみたいですが。
トラファンが以前球場のネットによじ登ったり、グランドにラジカセを投げ込んだりした事もあったみたいですけれど。
しかし、審判の判断を狂わせる、笛の音がかき消されて選手の耳に届かないほどの大音声ブーイングは、試合と関係ないところで「小鬼日本憎し」の感情を噴出させているだけにしか見えませんでした。
日本が後半ロスタイムで3点目を入れた直後、席を立ってぞろぞろと出口へ向かって消えて行く中国人観客がテレビカメラに映った事には衝撃を受けました。
キミタチ、サッカーの試合を見に来たんじゃないの!?
最後まで見ないの!?
確かにダメ押しの3点目で中国の逆転勝利はもはやあり得ないと私だって思ったけれど、だからといって試合がまだ続いているのに席を立って帰りますか?
その時私は確信した。
やはり彼らは中国代表の勝利を願って応援に来たのではなく、日本にブーイングを浴びせて憎しみをぶつけ、にっくき日本人が中国人の手によってコテンパンに叩きのめされるところを見て溜飲を下げたかっただけなのだと…。
サッカーの試合などどうでもいいのですね。
中国チームの選手達が気の毒としか言いようがありません。

スポーツはナショナリズムによって支えられている一面が確かにあると私は思っていますし、それを悪しき事と否定する気持ちはありません。
しかし、最初からそのスポーツそのものに興味がないのってどうなの?
それ、スポーツ以前の問題でしょう?
どんな試合だって、自分が応援しているチームの試合は途中で帰ったりしないものです。
普通は。
目を覆いたくなるような試合であっても、サポーター達はそれでも選手達の闘争心を支えるために、鼓舞するために最後まで応援し続けて、試合が終わったら、戦い疲れ、時には無残に敗れて沈痛な面持ちをたたえた選手達を労い檄を飛ばし、喜びも悲しみも選手達と共に味わいたいと願うものなのです(多分、私はそう思うんだけれど)。
それがスポーツ観戦の醍醐味であり、「魔物が棲んでいる」とまで言われる所以でしょう。
少なくとも憎悪の感情露わなブーイングを飛ばすために集まる場所ではない、競技場は。
そこまで日本人が憎いというのはわかった。
しかし蹴球場に集まる以上、サッカーの応援をしてくれ。

試合終了前に早々に席を立って帰って行った中国人達、日本人サポーターを襲撃する準備のために帰ったとしたらそら恐ろしいですよね。
どうか現地の日本人が無事でありますように!(>_<)

中国の反日教育は、策略的なものであると私は思っています。
何か他の要因によって鬱積した不満を、過去の侵略行為に目を付けて矛先を日本人へ向けさせることによって、誤魔化している感じ。
とても礼儀正しく日本人とフレンドリーに付き合っている中国人を私は実際に知っています。
かなり年配の人でもそういう人がいます。
すべての中国人が、過去の侵略行為に対する恨みや反日教育によって日本人を憎んでいるわけではないのでしょう。
しかし、巨大な中国という国が日本を憎み敵視する、そんな状況は避けたい事だし、長く付き合いたい国同士がそんな関係にあることは好ましくありません。
中国はこれから大きく発展する可能性を秘めた大きな国であり、また核を保有している脅威の国でもあります。
今の政策を改善させるために、日本はどうすればいいのかな~。

北朝鮮とは、拉致被害者問題が解決したら国交正常化なんてしなくていいと思っています。
日本になんのメリットもない。たかられるだけの国交正常化に意義なし。
金豚独裁体制による貧困や飢餓問題は、北朝鮮の国民の手で解決して欲しい。
手を貸すにも全部日本が代行してやるわけには行かないのだし。
おんぶに抱っこ精神から抜け出してもらわないと、こちらとしても。

平和に慣れすぎた日本人の中には、日本の平和が今のままで恒久的に保障されると信じている人も多いようですが、もっと自国を守るために必要な事があるという意識を持ったほうがいいのではないでしょうか。
こういう事を書くと、ナショナリストとか軍国主義(正確には帝国主義だと思う)に傾倒しているなどと思う人もいるかもしれませんが、平和を願うからこその危機感であります。
私は戦争行為を憎む。
日本が再び軍国主義への道を歩むとは私には思えない。
核の開発や保有もしないと思う。国民感情が許さないだろうから。
日本は核の恐ろしさを知っている。
戦禍の惨さを知っている。
むしろ忘れたのは、反戦平和を声高に叫ぶプロ市民の方々だろう。
丸腰であれば敵は戦意を失くして平和が訪れるなどという妄想は、思考停止に他ならない。

ちっときつい発言が続いていますが、8月はどうしてもナーバスになりやすい季節です。
日本人DNAは、50年の歳月を経ても尚、ひ孫の代まで脈々と受け継がれているようです。
戦争反対、くらい言ってもいいよね…。
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by yuzuruha_neko | 2004-08-07 23:43 | 今日のニュース・雑考
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