ぼやき
産経論説委員・古森義久さんのブログより抜粋。

http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/417772/

▽ナショナリズムという言葉にはいろいろな意味があり、自分の国や民族への帰属意識や愛着という、ごく普通の中立の意味もあるが、他方、閉鎖的、排他的、優越意識などをにおわすネガティブな民族主義という意味もある。

▽日本ではそのナショナリズムのポジティブ、ネガティブ両方において、その種の意識が全世界でも最も希薄だろう。ただし米国などで、「日本のナショナリズム」という場合はいつもネガティブな文脈やニュアンスとなる。

▽日本では国旗、国歌への反発、国家意識の欠如などが顕著であり、アメリカ、イギリス、中国など他の諸国にくらべれば、ナショナリズム的傾向は極端に少ない。日本は全世界でも最もナショナリズム的ではない国だといえる。

▽他の諸国では国家への忠誠、愛国心の奨励、その国民や民族であることへの誇りなどが、ごく普通のこととして表明されるが、日本では「右翼」とは「反動」として非難される。その意味では日本ではナショナリズムよりも反ナショナリズムが盛んだといえる。

▽ナショナリズムと似た意味の言葉として愛国主義、愛国心という言葉があり、米国などではポジティブな意味の用語として使われる。政治指導者もpatriotと呼ばれることを好む。他方、日本では愛国心という用語は教育基本法でも排された。

▽日本で反ナショナリズムの空気や制度を批判し、正常な国家をつくろうとする動きは日本の一部勢力からも、米国側からも「危険なナショナリズムの動き」とか「戦前の軍国主義の復活」として非難されることが多い。この非難は現実をみていない。きわめて政治的な非難だろう。米国でのその種の非難は日本を見下す態度だといえる。



的確な指摘だが、読めば読むほど情けない日本の現状を表しているな。
日本から健全なナショナリズム(パトリオティズムと言い換えてもよい)を排したのは米国。
戦後レジームからの脱却を掲げこれに挑んだ安倍前総理は閣僚の不祥事により退任。
日本ほど愛国心の希薄な国家で愛国心を復活させようとした安倍政権は短命で終わった。
「美しい国」という漠然とした言葉にはあまり好感を持てなかったが、その使命感は支持できる。
マスコミに叩き潰された政権と言えばそれまでだがマスコミが率先して叩き潰すってのも…。
マスコミがそもそも愛国心に反発する反日体質なんだがなぜマスコミは反日なのか。
健全なナショナリズムの芽も「右翼」のレッテル貼りで叩き潰そうとする執念はなんなのか。
「愛国心=右翼的思想(危険思想)」という発想から日本はいつになったら抜け出せるのかな~。
愛国心=右翼=戦前復古というウルトラCな発想が日本のスタンダードなんだよなぁ…。
「誇りのない国・日本」はいつまで続くのだろう…と暗澹たる気分になった。


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by yuzuruha_neko | 2007-12-10 21:26 | 今日のニュース・雑考
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