ネットがマスメディアを追い越せない理由(わけ)
うっかりすると捕捉されている狐高さんで興味深い記事があった。
転載の転載だから孫引き転載だが狐高さんの抜粋が読みやすいので。

「初音ミクに決定的に不足していて必要なこと

記事は「初音ミク」を語っているが、何もこれは初音ミクに限らないんじゃないかと。
ネット社会では既知の認識が実社会の世界では浸透していない。
それは前にも書いたけれどネットでは対象に興味のある人しかその記事を読まない。
興味のない分野や取り立ててて知ろうとも思わないジャンルはスルー出来る。
マスメディアの強みは半ば情報の押し付けによって興味を持たせることができる点。
電車に乗れば週刊誌の吊り広告が、テレビは言うに及ばず様々な情報が目に入らされる。
「情報のかき分け」が自動的に行われるようなシステムが「マス」の強み。
翻ってネットの世界は広大だがその分情報は特化しやすい。
例えば私はジャニーズにまったく興味がないが、ジャニーズ系のブログは沢山ある。
ジャニーズらしきキーワードで端(はな)からその分野の情報を切り捨てているわけだ。
同様に反・反日系ブログ、保守系ブログを切り捨てる人も多かろう。
興味がないから、どうせ嫌韓厨だろうから、右翼(政治的)だから…理由は様々あれど。
こうして自ら能動的に情報の切り捨てを行える点がネットの利便性でもあるのだが、
マスメディアによる情報の押し付け、受動的なかき分けができない点がネットの弱点でもある。
ネットを完全に遊び場として利用したい人はともかく、世間に何か訴えたい人の場合、
半ば強制的な情報の押し付けができるマスメディア並の効果は全然期待できない。
マスメディアから得る(押し付けられる)情報のかき分け方は私の場合かなり乱暴で、
マスメディアが押し付けたい情報の半分も頭に入っていないと思うが。
何も政治的な話に限らずバラエティやカルチャーなども相当取捨選択が粗い。
お陰さまで妙に浮世離れした、変に年寄りくさい(堅苦しい)(最新情報に疎い)20代だが。
マスメディアがネットを敵視してネットを悪玉に仕立て上げようと必死なせいもあってか、
根本的に特化しやすい上にネット上のあらゆる情報はなかなか信頼されにくい。
ネットの世界から現実の世界を変えよう!と意気込む人には申し訳ないが
それはかなり困難を伴い実現性に乏しい発想だと言わざるを得ない。
9条教の信者が写経やおかしなグッズによって九条精神を広めようとするのに近い。
例えが悪すぎたが「ネットによって社会を変える」ということはそれだけ無謀な試みだということ。
じゃあネットで出来ることって何?と聞かれれば、情報の蓄積しかない。
マスメディアが「右傾化した若者」と取り上げるほどネット社会の情報は膨大になっている。
「右傾化した若者」の主張が本当か否か、審議する段階まで持って行けばいいと思う。
そこまで行くには相当ネット社会で保守系ブログなどによって情報を蓄積する必要がある。
焦ったらマスコミの思う壺だ、焦らず地道に情報を集め公開して行くしかない。
「ネット社会は嘘ばかり」という段階になれば「嘘かホントか?」という議論も行われるだろう。
楽観的観測、あるいは願望とも言えるが今のところ現実的な方法はそれしか思い浮かばない。
何かいい代案があったら是非教えてください。
この記事はネット社会の痛いところを突いているなーと思ったので紹介しました。
情報が嫌でも目(耳)に入るって、「マス」の結構な強みなんだなー…。


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by yuzuruha_neko | 2007-11-24 00:05 | 今日のニュース・雑考
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