大学小学校
あいさつ、出欠確認、ゴミの分別…大学の生活指導どこまで
2007年11月9日 読売新聞


えり好みしなければ、誰でも大学に入れる「大学全入時代」の到来を控え、勉強以前の社会常識や生活態度まで学生に指導する大学が出始めている。あいさつの仕方を教える大学もあれば、出欠状況を管理する所も。未熟な学生をそのまま社会に送り出せば、大学の評価も下がるだけに、中高生に接するような手取り足取りの指導を行う必要に迫られていると言えそうだ。

埼玉県狭山市の西武文理大では、朝、教員3~4人が校舎の入り口付近に立ち、登校する学生に、「おはよう。ちゃんと勉強してるか」などと声をかけている。「あいさつで日本一」「服装・身だしなみで日本一」。キャンパス内の各所にそんな標語が掲げられている。

全学年で必修の「キャリア開発」の授業では、スーツ姿の学生が「おはようございます」「ありがとうございます」と大きな声で言いながら、教壇の講師にお辞儀を繰り返す。企業トップを招くこの授業では、社会人としてのマナーを身につけてもらう狙いがある。

「服装も乱れ、あいさつも出来ない新入生もいる。社会で活躍できる下地を作るには、ここまでやる必要がある」と、就職委員長の小山周三教授は説明する。就職した学生に対する企業の評判は良好という。

鳥取大は2004年から、入学式後の5日間、新入生が学生食堂で教職員や先輩学生と食事をする朝食会を開いている。新入生に無料の朝食券を配布して午前7時40分から行う朝食会には、「1時限目からきちんと授業に出る習慣をつけてほしい」(同大学生部)との思いが込められている。

学生の出欠状況をパソコンで一元管理しているのは八戸工業大(青森県八戸市)。欠席が多くなった学生を早めに把握し、教員が携帯電話に連絡して出席を促す。連絡が取れないと下宿先に足を運ぶこともある。

このほか、金沢大では昨年から、新入生の必修授業「大学・社会生活論」で、ノートの取り方だけでなく、ゴミの分別の仕方や交通標識の見方まで教えている。ノースアジア大(秋田市)は「教育指導室」という部署を新設。元高校教諭やメーカーの元営業マンらスタッフが、学内を巡回しては、講義中にイヤホンで音楽を聴いていたり、携帯電話をいじったりしている学生を注意する。

京都文教大の中村博幸教授(高等教育論)は「大学に入りやすくなり、進学の動機がはっきりしない『高校4年生』のような学生が多くなった」と指摘した上で、「意外にも、口うるさく指導されることを学生も嫌がらない。指導を強化する大学はさらに増えるだろう」と予想している。(大木隆士)



タイトルに大学小学校と書いたが本来どれも家庭での躾の範疇だと思う。
ゴミの分別なんか家で普通にやるだろうし(やらないの?)、挨拶だって家庭で躾けるものだ。
まさか大学で交通標識の見方を教えるとは…普通小学生時分に習得しない?そんなもの。
仕事中に携帯をいじる馬鹿がいるが、そういう環境で育ってきたのだろうか…。
授業に来ない学生からはさっさと単位を取り上げて留年か退学にしちまえばいーじゃないか。


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by yuzuruha_neko | 2007-11-09 18:22 | 今日のニュース・雑考
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