真偽のはっきりしないことを教科書に書くなとあれほど
沖縄集団自決 禍根を残しかねない政治的訂正
2007年11月3日1時51分 読売新聞 【社説】


政治的思惑を背景とした一連の動きは、将来に大きな禍根を残すことにもなりかねない。

来年度から使用される高校日本史教科書の沖縄戦・集団自決の記述について、教科書会社4社が文部科学省に対して、日本軍の「強制」に関する記述を復活させる訂正申請をした。

今春の教科書検定では、5社の7種類の教科書から、「強制」の記述が削除されていた。残りの1社も近く同様の訂正申請をすると見られる。文科省は教科用図書検定調査審議会に諮る。

政府が訂正申請に「真摯(しんし)に対応する」と方針転換する契機となったのは、9月29日に沖縄県宜野湾市で開かれた検定意見の撤回を求める県民大会だった。「参加者11万人」と主催者発表の数字が伝えられた。渡海文科相は「沖縄県民の気持ちにどう応えるか」と語った。

しかし、県民大会の俯瞰(ふかん)写真に写っている参加者を1人ずつ丹念に数えた東京の大手警備会社は、1万8000~2万人と指摘している。主催者発表の5分の1以下だった。

検定で「日本軍に集団自決を強制された」などの記述が削除されたのは、近年の様々な証言などを通じて、集団自決の際に軍の「強制」や「命令」があったか否かが、必ずしも明らかではなくなったためだ。

「沖縄戦の実態について誤解する恐れがある」との検定意見が付けられた。

日本軍が、集団自決に一定の「関与」をしたことについて、否定しているわけではない。

政府は検定意見は撤回せず、教科書会社による自主的な訂正申請の形で手続きを進めようとしている。

検定済みの教科書の訂正申請は、誤植や脱字、誤った事実の記載が発見された場合など、省令に定めるいくつかの理由に該当する場合に限り行われる。今回は事実についての誤りではなく、「学習を進める上で支障がある」ことが理由として挙げられた。

例えば「『集団自決』においこまれ」という記述の前に「日本軍によって」が加えられた。

訂正しないと、なぜ学習上の支障が生じるのか。検定意見と辻褄(つじつま)が合わない訂正申請が認められるなら、教科書検定結果は政治介入で覆せる、という前例を残すことになる。

今後、検定を終えた教科書の記述に中国政府などが抗議した場合、政府はどう対応するのか。記述に誤りがなくとも、抗議する人々の「気持ち」に応えて訂正するのだろうか。



正論、読売のネット嫌いはちとアレだが朝日や毎日、東京新聞にはこんな社説は書けまい。
よくわからんのだが、「強制」じゃないと「学習を進める上で支障がある」ってどういうこと?
「日本軍によって」「強制」じゃないと、学習を進める上でどう、どんな支障があるのか知りたい。
そりゃあ日教組的には支障があるだろうけれど、事実と認められないことを教えるってーの?
「集団自決した」のは事実だが、「日本軍の強制によって」は事実かどうかわからないじゃない。
歴史の授業で事実かどうかはっきりしないことを事実だと教えることのほうが問題ではないか?
社説が指摘するように、完全に政治的・思想的な主張を盛り込んだ教科書ということになる。
県民大会だって11万人という参加者数は嘘っぱちだったとはっきりしているのに。
「気持ちに応えて」いちいち政治的・思想的主張(感情)に沿う教科書作りをしていてどうする。
一部の人たちの感情によって事実と言い切れないことを教えられる子の将来が気の毒だろうが。
教科書という学問にとって大切な冊子を作る会社が政治的・思想的主張に屈伏してどうする。
歴史の授業では、教科書の記述が事実かそうでないかということはとても大切なことだ。
歴史の教科書は大好きで授業外でも好んで読んでいた私が言う、事実じゃないことを書くな。
社会科の教科書は倫理以外大好きで歴史も地理も公民でも政経でも現社でも読んでいたが。
そういう子に特定の人たちの「感情を汲んだ」嘘か真かわからないことを刷り込むつもりか?
どうせ日教組の社会科教師なんて教科書なんか無視して自分の主張を授業にしちゃうんだ。
教科書会社くらいは政治的・思想的に公正とは思えないことを教科書の記述にしないで欲しい。
それにしても「学習を進める上で支障がある」ってホントにわけのわからん理由だな、イミフ。


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by yuzuruha_neko | 2007-11-04 22:06 | 今日のニュース・雑考
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