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日本女性のファッションは露出が激しい⇒痴漢の原因は女性にある
えーと、J-CASTで取り上げられて初めてこの一連の流れを知ったわけですが、
livedoorニュースと言えばPJのせいで電波という印象が強かったのですがすまんかった。
このlivedooorニュースの【独女通信】(いやしかし名前が…)の記事は的確、エライ。

発端となったオーマイニュースの記事。


真夏の女性たちの姿にドキドキ?肌も露わ、挑発して痴漢騒ぎは、いただけない

若い女性のファッションにはいつも驚かされる。

スラリとのびた足、バランスのとれた体型、色の使い方、どれをとっても申し分ない。でも、スカートの丈が、ビミョーな長さで気になる。変な人にいたずらされなければいいが……。と、ついついおせっかいな心配をするのは年代の差か?

かたや、イタリアはボローニャで出会った、ファッショナブルな方々だ。

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2006年6月、イタリア・ボローニャで(撮影:工藤和江)

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同じくボローニャで(撮影:工藤和江)


どちらもかなりの年配とお見受けしたが、色使いといい、バランスといい、絶妙で個性的なスタイルをかもしだしている。

もっとも、若い人たちのファッションとは比べられないかもしれないが、こういうオーソドックスな大人のおしゃれ感覚も、参考にしてほしいものだ。

いま、日本は夏真っ盛りだ。

お盆休暇で、通勤通学のラッシュも一休みだ。

なぜ、こんなことを言うかというと、満員電車の中での、一部の若い女性たちが肌も露わな「チョー挑発的」ファッションをしていることだ。いったいどこへいくの?と考えさせられる服装が多い。また、平気でアフターファイブというか、周りの視線を浴びる格好をして、満員電車で通勤する人もいる。

一方では、電車内で、痴漢されたと大騒ぎする娘たちもいる。

普通の男性であれば、肌むき出し、胸の谷間を強調し、短いスカート、こんな服装の若い女性を見れば、なんらかの感情は、起きると察する。暑さと目のやり場に苦しむサラリーマンたちに同情する。

ともかく同性でも、あまりの大胆さにドキドキするくらいなのだから!


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8月1日、都内で(撮影:工藤和江)



オーマイは実名主義と言いつつ仮名でも実名っぽければいいそうである。
この記者は本当に女性なのか?実は中年オヤジのネカマじゃないかと勘繰ってしまう文章。

この与太記事と真っ向から対立する形のlivedoorニュース【独女通信】。
もとはライブドアPJ(市民記者)によるやはり露出の高い服装に原因ありとする記事への反論。
ライブドアPJって実にくだらん記事しかないイメージがあったが、プロの仕事ではなかったのか。
市民記者だとは今の今まで知りませんでした、謝る筋合いはこれっぽっちもないが。



【独女通信】独女通信がPJ記者に物申す
livedoorニュース 2007年06月18日18時00分


「原因は女性」に言いたい

7月1日から、東海道山陽新幹線で導入される新しい車両のデッキに、監視カメラが設置されることになったという。増え続ける列車内での事件を防ぐ狙いがあるようだ。

列車内の事件として記憶に新しいのが、JR西日本の特急車内で起こった暴行事件だろう。大勢の人間がいる中で、決してあってはならない卑劣な犯行が行われたことに、衝撃を受けた人も多いはずだ。

この事件はさまざまな議論を呼んだが、ライブドアPJニュース*では「この事件で一番悪いのは、日本人女性の自己主張のなさ」という、信じられない記事が掲載された。レイプ事件、「一番ワルい」のは誰だ。PJニュース記者の言い分はこうである。

「電車やバスに乗り合わせた見知らぬ女性に、『この暴行事件で、悪いのは誰だと思うか?』と聞いたところ、はっきり答えない人がほとんどだった。そうしたあいまいな態度こそが暴行を招く。だから、この事件は一番女性が悪いのだ。また、女性に言いたいのは、太ももやパンツが見えるような服装が痴漢を誘発しているということだ」。

女性から見ると、この男性記者の言い分は女性を取り巻く世界をまったく理解していない、的外れなものだといえる。

1.女性たちが感じる恐怖の大きさ

痴漢などに遭遇したとき、痴漢を警察に突き出す勇気ある女性もいるが、すぐに行動を起こせる女性は実は少ない。何が起こったのかわからずに頭が真っ白になってしまう人、恐怖で動けなくなってしまう人がほとんどではないだろうか。自分より腕力の強い人間に、デリケートな部分に土足で踏み込まれたときの恐怖がどれほどのものか、想像してほしい。
また記事中では、「自己主張すればいい」と言うが、「やめてくれ」と自己主張すれば犯人が暴行をやめるとは限らない。「自己主張をしない人が悪い」は見当違いである。

2.見知らぬ人に本音は言わない

記者は、電車やバスに乗り合わせた女性の曖昧さを批判しているが見知らぬ男に「ネットジャーナリストです」といきなり話しかけられて、若い女性が本音を言うだろうか? 電車やバスという密室では逃げられないから、無視もできない。また、相手が「ジャーナリストだ」と自己申告していても、本当のところはわからない。そんな相手に本音を言って逆上されたらたまらない。女性たちが見知らぬ人間に本音を言わないのは当然である。

3.露出度が高い服装は痴漢を誘発するという誤解

派手な服装が痴漢を誘発する、という主張は思い込みである。というのも、派手な服装をしている=痴漢に会う、とは限らないからだ。むしろ、地味な格好や大人しそうな格好をしているときの方が痴漢に会う、という経験談を語る女性も多い。筆者が痴漢にあったのも、ボディラインのわからないTシャツを着ていたときや、ロングスカートを履いていたときである。また、護身術を習っていた女性は、「護身術を習ったおかげで自信がつき、それが表情に表れているのか、痴漢に会わなくなった」と言う。つまり、痴漢は大人しそうな人や抵抗できなさそうな人を選ぶ傾向にあり、服装の派手さと痴漢被害が直結しているわけではないのである。

4.犯罪の要因を被害者に背負わせる非情さ

記事内では「犯罪の原因は被害者にある」と断言しているが、これは言語道断である。犯罪に遭遇してしまったとき、被害者の中には「自分にも何か反省点があったのでは」と考えてしまう人もいるだろう。しかし、それはあくまでも被害者自身が今後、つらい思いをしないためにどうすればいいか考えているということ。そこを拡大解釈し、「犯罪の原因」にまで引き揚げてしまっては、犯罪そのものを肯定し、誘発しかねない。「被害にあった女性も悪い」「被害者が悪い」と切り捨てることは、放火事件の被害者に「家を建てたあんたが悪い」、窃盗の被害者に「お金を持ってるのが悪い」、殺人事件の被害者に「殺される人間が悪い」と言うことと同じではないだろうか。昨今のいじめ問題においても「いじめられる側にも問題がある」という声が聞かれる。大人の社会でこのような、犯罪の被害者に非を求める「強者の論理」がまかり通っているのでは、子供の社会でのいじめがなくなるのも難しいのではないだろうか。

さて、このPJ記事の仰天主張には、多くの男性から「これはひどい」という意見が殺到した。その事実に、女性の一人として胸をなでおろした。今後このような事件が起こらないことを願うと同時に、被害にあった女性の心が癒えるよう祈りたい。(栗頭渋子)

*PJニュースとは、livedoorニュースが認定した市民記者が発信している記事のこと。



さて私は身近な成人男性に聞いてみた。


「もちろんあなたはそんなことしないと信じているけれど、仮定として聞いてね?」と切り出し、

◎チューブトップにミニスカで、ビーサンミュールを履いた髪が真っ茶っ茶のギャル
◎白いブラウスに黒か紺の膝丈フレアスカートをはいた、髪が真っ黒の清楚な女性

「同じ電車の近くの場所に乗り合わせたら、どちらのほうにムラムラする?」と聞いてみました。


「当然白いブラウスに決まってんじゃん」


迷わず回答が返ってきました。


ちなみに私自身は白いブラウスに黒か紺の膝丈フレアスカートなんてファッションはしないし、
髪も明るすぎないとは言え、伸びてくると根元の黒が多少気になってしまうアッシュブラウン。
PS,JILLE,SEDA,mina系のゆるカジファッションを大人風に着こなすのが私の流儀なので
そのような超コンサバティブな服装は一切しない! フォーマルスーツもボディコンシャスだし。


で、オーマイの記者の写真(被写体)のチョイスは大分恣意的ではないかと思うのです。

上記ファッション雑誌にもたまに海外スナップが載りますが、海外の女の子のほうが、
日本人の女の子よりも、若干だらしない印象を受けることが多いです、たとえば足下とか。
「日本の女の子だったらここで薄手のソックスを合わせるよなー」というところが素足だったり。
実際に海外(欧米)に行った友達によれば、海外の女の子のお洒落指数はかなり低いとか。
一部のお洒落な人を除けば日本の女の子のほうがよーっぽどお洒落に気を使っているって。
海外の事故やニュースの映像なんかを見ていても思うのですが、だらしない格好の人が多い。
ベッドの中でもきっちりメイク!素顔じゃ外に出ない!なんてのは違うだろと思うのですが
それにしても私基準だと「徒歩1分のコンビニならOK」の服装で街を歩いている人とか…。

それに海外では、貧困層は例外として、年配の方のほうがきちんとした服装をされるようです。

若い娘たちの服装が、年配の方々の眉を顰めさせるのは何も日本に限った話じゃない。
この恣意的なチョイス、海外(欧米)をダシに間接的に日本の民度が低いと言いたいのでは。
オーマイだと思えば、海外(欧米)をダシに日本を叩く記者がいてもなんら不思議はない。


そして痴漢の原因は露出狂的なファッションにあるのだ!という激しい勘違いは
【独女通信】(なんか行き遅れの30女通信みたいだ…)の記者が論破するとおり。

普通の男性はいかにも「ヤっていいわよ」とでも言いたげな女性にはムラムラしません。


夏だからか「ヤっていいわよ」的なファッションが目につく⇒痴漢の原因は女性にある!

こんなウルトラCな論法を組み上げられるのは間違いなく男。
このオーマイの市民記者・工藤和江はやっぱネカマじゃないのかなぁ。


市民記者はやっぱり電波、と思う人はポチっ。

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by yuzuruha_neko | 2007-08-18 19:42 | 今日のニュース・雑考
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