日本は“平和”なのか?
夏が近いせいだろうか、自民の踏ん張りどころとなる参院選が近いせいだろうか。
戦争というもの、平和という“状態”について、最近よくとりとめのない思索に耽ってしまう。
社民・共産はスタンスがはっきりしている、憲法九条のお陰で日本は平和である、九条護持!
平和憲法九条(九条だけか?)を護持して非武装平和主義でアジアの信頼を得よう!
いやーまったく「あなたのおっしゃるアジアってどこの国のことかしら?」@よしこちゃんですね。
日本は今平和か?と問われれば、一応平和な状態を維持できていると判断するべきだろう。
他国と交戦中ではないし、民衆決起やクーデターなどで内戦状態というわけでもない。
不祥事は稀にあるものの警察は機能しているし、一応きちんと法治主義が根付いている。
しかし、他国が工作員養成のために国民を拉致したり、勝手に領土を占領したり、殺人したり。
隣の国が弾道ミサイル他短距離ミサイルなどスターマインよろしく連射しても平和なのか?
それって国土や国民を強奪されても何ら手を打たず何事もないフリしているだけじゃない?
アジア随一の軍事大国のミサイルの照準が日本を向いているのに見えないフリしているだけ。
それって薄氷を踏みながら、氷が割れてヒビが広がりつつあるのにそれに気付かないフリ…。
割れかけた薄氷なのに、融けることのない盤石な南極大陸の氷だと言っているようなもの。
謂われなく国民が攫われ、異国に囚われたまま祖国の地を踏むことなく土に帰っても、
静かな漁場の島が、ある日突然異国の武装集団に襲われ漁師たちが数十名殺害されても、
それでも日本は侵されることのない恒久の平和を保っていると言えるのかなぁ…?
九条があったのに日本の各地で人知れず麻袋に詰められ異国に拉致された人々がいる。
九条があったのに突如として静かな漁場の島が漁師たちの血にまみれ、そのまま占領された。
それを説明しろと言ったら多分安保条約とか在日米軍とか謝罪がどうのとか言うんだろうな。
日本人が不当に拉致されたり殺されたり領土を奪われたりしたのは日米同盟のせいなの?
日米同盟さえなければその人たちは攫われず、命を落とさず、領土も侵されなかったの?
第二次大戦で日本がアジアに進出しなければ、そういった悲劇が起きることはなかったの?
国家ぐるみの横暴、主権の侵害を庇うために、日米同盟や過去の戦争のせいにしていない?
日韓併合時代に朝鮮人が言葉や名前を奪われ虐げられ日本に強制連行されたなんて嘘。
「従軍慰安婦」なんていなかったし、慰安婦が強制連行されたとかレイプされたとかも嘘。
嘘を根拠に「日本人はアジアの人々から恨まれても仕方ない」なんて言い分は通らせたくない。
大体アジアって確か30くらい国があるけれど彼らの言うアジアって中国・韓国・北朝鮮だけ。
国策で反日のふりをしている中国、国策+歪んだストーカー的偏執で反日している韓国。
(北朝鮮は普通の国家だと思わないで、国家の体裁を持ったテロ集団だと思ったほうがヨイ)
日本が悪いのではなく、日本は隣国に恵まれなかった、日本の立地条件が悪かったのだ。
平和憲法の理念はよいけれどさ、その理念で拉致被害者や島根の漁師たちを救えた?
過去を十分に反省して贖罪しているのに「反省が足りない」から何をされても仕方ないの?
どんな横暴でも為されるがままに、そんな被害はなかったフリをすることが“平和”なの?
私にはそれは従属の“平和”でしかなく、自分さえ被害に遭わなければいいという風に思える。
他国の横暴や蹂躙から国家が国民を守ってくれて、初めて“平和”と言えるんじゃないかな。
あとね、“平和”は到達点ではなく、崩れないように維持して行かなければいけないもの。
心の平穏が簡単に乱されるように、“平和”もちょっとした刺激で容易にぐらつくものなんだ。
また到達してしまえば不可侵であるなんてのは殻に閉じこもって外部と接触と断つのと同じで。
流転する世界には様々な価値観があり、それらと付き合いながら均衡を保たなきゃいけない。
搦め手や駆け引き、様々な手段を駆使して互いの権利を認めつつ自分を守らなきゃいけない。
世の中から武器をなくせば平和になる!なんてイージーに手に入る“平和”なんてない。
「非武装・無抵抗でいれば相手は襲ってこない」って通り魔や強姦に遭った人に言ってみなよ。
「私が抵抗したから刺された(犯された)んですかっ?」って殴られても文句言えないね。
刃物を持った人が突然襲ってくる、突然見知らぬ男に部屋に侵入され殴られ服を脱がされる、
そこで防犯グッズも護身術も使わず無抵抗でいればその凶暴な犯罪者は行為をやめるの?
不幸にも通り魔的な、常習犯の犯罪者に襲われた人がいるのにそんな人はいないフリする?
それで「この町に犯罪者なんかいません」と言っていると、また第二、第三の被害者が出るね。
「犯罪者にも事情があるんですから仕方ないですよ」って被害者の前で言いますか?
九条護持、非武装・無抵抗平和主義の人たちの言う“平和”はそういう欺瞞に満ちている。
“平和”とは、それが侵されようとした時には血を流してでも守り維持するもの…私はそう思う。
自分の血さえ流れなければいい、という人が語る平和の胡散臭さ・腐臭を私は嫌悪する。
実際に平和憲法・九条の陰で血を流し、命を落とした人々がいるのに見ないフリはしたくない。
犯罪被害者の前で、いけしゃあしゃあと「犯罪者にも事情があった」とは絶対に言いたくない。
そんなのは“平和”じゃない、ただの欺瞞による、見せかけの、ハリボテの“平和”だ。


保守工房【あなたのおっしゃるアジア】




[PR]
by yuzuruha_neko | 2007-07-12 23:56 | 今日のニュース・雑考
<< またまたe-BOOK OFFで... いくらフェミが「性の商品化」と... >>