事実に基かない報道が信頼の失墜に繋がるのでは
TBSまた不祥事 2ちゃん映像「捏造」 [03月13日 20時49分] J-CASTニュース

TBSが2007年3月12日に放送した「総合格闘技HERO’S 2007開幕戦」のなかで、事実上の「捏造」映像が放送されていた。J-CASTニュースの取材に対しTBSが明らかにした。「HERO’S 2007」に出場する桜庭和志選手を紹介する中で、ファンのコメントが書き込まれたインターネット掲示板と見られる映像が映し出された。しかし、こうした掲示板はインターネット上には存在せず、実際は担当ディレクターが作成していた。

2ちゃんそっくり掲示板に桜庭選手を批判する書き込み

番組では、桜庭和志選手を紹介する映像の中で、06年大晦日の「K-1 Dynamite!!」での秋山選手の不正を伝える夕刊紙などを映した映像の次に、“2ちゃんねるそっくり”のネット掲示板を映し出したが、そこに、「桜庭さん、がっかりです」「桜庭に、全盛期の興奮なし」など、桜庭選手を批判するような書き込みがあった。

しかし、その「掲示板」の映像には「格闘技について語っている掲示板にもかかわらず、ハンドルネームが『通販さん』となっている」「テレビ的に読みやすいように書き込みの文章の行間が開いていたり、句読点がしっかりしていて、2ちゃんねるらしくない」など、不自然な点が数多くあったため、番組放送後、2ちゃんねるでは「掲示板や書き込みが捏造なのではないか」と指摘するスレッドが10本以上立ち、「祭り」状態になった。

J-CASTニュースがTBSに映像につかわれた「掲示板」の所在をたずねたところ、書面で次のような回答が寄せられた。

担当ディレクター作成認め、「お詫び」

昨年大晦日の秋山選手と桜庭選手の試合が、無効試合と裁定された時期に、インターネットの書き込みでも、様々な意見が飛び交ったことを担当ディレクターが記憶しておりました。ご指摘の映像はそれを基に、桜庭選手に対するファンの声がネット掲示板に掲載された当時の状況を伝えるために担当ディレクターが作成したものです
さらに、このような「捏造」とも捉えられかねない不適切な映像編集があったことについて次のように釈明、謝罪した。

「インターネット上の掲示板のイメージを作成したものではありますが、視聴者の方々には、どこかに実在する掲示板であるとの誤解を与えかねない表現であったと考えております。紛らわしい映像で、視聴者の方々、及び関係者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」

TBSは今後「イメージ映像であることを明確に表示するよう厳しく指導する」としている。



「また大西か」ならぬ「またTBSか」な記事です、もう放送免許剥奪しちゃえばいいのに。
これが問題の「イメージ映像」ですが、ギコかIEでしか見ない私は別のブラウザかと思った。

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えーと、「またTBSか」についてはどなたも仰ることなので今さら言う気もありませんが、
なんというか、既存のメディアに対する不信感の根本をわかりやすい形で見せて頂いた感じ。
記憶というものは実に曖昧で、自分に都合よく順序が入れ替わったり改変されたりします。
だから元慰安婦を名乗るお婆さんたちの証言も、彼女らの主張の証拠に足り得ないわけです。
報道機関として活動している放送局が、曖昧な記憶から印象を事実であるかのように放映した。
われわれ、とは申しません、ただの一介の視聴者として私が報道機関に求めている要求は、
「印象」ではなく、確たる証拠に裏打ちされた、純然たる「事実」を報道しろ、ということなんです。
放映する事実を取捨選択する権利は放送局にあります、そこには文句を言っても仕方ない。
出来るだけ多方面から、様々な報道機関による同じニュースを見て、自己判断するしかない。
その点インターネットは実に便利です、新聞記事にしても主要各紙の記事が見比べられますし。
結局は個々のメディア・リテラシー能力や主義信条によってニュースは咀嚼されるのですが、
放映の段階で、「事実とは異なる映像をそうとは表示せず放送する」のでは話になりません。
あくまでディレクターの記憶に基く「イメージ映像」であることをテロップで表示するのが筋です。
そうしなければ、本当に2ちゃんねるでそのような書き込みが行われたと視聴者は受け取ります。
書き込み内容が桜庭選手に対して批判的であるか否かは私にとって瑣末な話なのですが、
あくまで「記憶に基く印象」を、さも「事実」であるかのように報道した姿勢を問題視しています。
TBSに限らず、こうやって今までメディアは印象操作で国民の目を眩ましてきたんだな~と。
私は「報道番組」と言われる夜の民放番組はほとんど見ないでNHKのニュースしか見ません。
別にNHKを信奉しているからではなく、単純にNHKのニュースは「事実」しか言わないから。
「事実」の取捨選択に不満を感じることはあっても、とりあえず「事実」だけ言う姿勢は評価する。
民放のキャスターと違って、NHKのアナウンサーは余計な喋りで印象操作はしないですから。
事実ではないことを事実と錯覚させる手法で放映する、これはジャーナリズム的にどうなのよ。
ガセネタを事実だと言い張った永田議員は辞職したんだから、TBSもしばらく放送自粛しろよ。
「イメージ映像でした」と後で言ったところで、それを知らないままの人は欺かれたままですよ?
事実と異なるソースを使用して視聴者を欺く行為はジャーナリズムの禁忌ではありませんか?
デカイことを頻繁にやらかして目立つのはTBSですが、他の局も大差ないと私は思っています。
既存のメディアはネットを悪者に仕立てようと必死ですが、ネットの是非や功罪を語るより前に
まず、自分たちがなぜ、視聴者からの信頼を失いつつあるのか考えてみてはいかがでしょうか?
私が報道機関に求めるものは、プロパガンダや印象論ではなく「事実」の提示・報道なのです。
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by yuzuruha_neko | 2007-03-14 23:34 | 今日のニュース・雑考
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