ファシズムで美しい国作り…
安倍総理が「美しい国」と言うが我が祖国はそんなに美しいのだろうか?と思う昨今。
いや、昨今物騒な事件や陰惨な事件も目に付くが、それでも安全で暮らしやすい国だと思う。
物価の高い日本でさらに突出して物価の高い東京に住んでいるので生活費は大変だが
物価が高い地域は給与や求人率も高いという風に一応バランスが取れているのでいいけれど。
いくら空気がきれいで自然が美しくて物価も安い、と言われたところで東京を離れる気はない。
昔は山手線の内側に住むことが夢だったが、繁華街やオフィス街へのアクセスもいいので
今の住まいも悪くない、最寄り駅まで徒歩5分、コンビニも商店街もスーパーも大型書店もある。
しかし日本人のマナーや道徳観念、美徳は年々悪化しているような気がしてならない。
電車の中で化粧をする女性は醜悪だし、遊び用の制服に着替える女子高生もナンなんだ。
数人のママさんが優先席に座り、ガキどもがドアの前に円陣を組んで座り込み、大声でお喋り。
飲食店で、携帯で友達を呼び出しながら「来いよ、てめーぶっ殺すよ?」と笑っている若い女性。
なんか全然美しくないのに「えー?誰にも迷惑かけてないしィー」で済まされてしまう風潮。
憎いし苦痛というより単にブサイクな感性の人が増えただけなのでブサイクな国でいいのでは。
日本人にはいいところもまだまだたくさんあると思う…でも、ブサイクな人も増えた気がする。
公衆道徳とか公共の概念はやっぱり大事なんじゃないかと思う、そこは安倍ちゃんに同意。
公共の場でブサイクな行為を平然と行うこと自体が周囲の人に不快感を与えるんだよ。
しかし公衆道徳やマナーを重んじるべきだとは思いつつ、昨今マナー厨の人も増えた気がする。
なんでもかんでもマナー違反だとか迷惑行為だとか言う、過敏症というか潔癖症気味の人。
公衆道徳や公共の概念がすっぽ抜けた人と、行き過ぎたマナー厨はどっちもDQNに見える。
マナー厨は、世の中のグレーゾーンで起きる非マナー行為を責めてグレーゾーンを狭めて行く。
アレもダメ、コレもダメだと非マナー的な行為に対してどんどんダメ出しして行くのがソレね。
グレーゾーンだからこそお互いの譲り合い精神、労わり合い精神が大切なのだと思うのだが、
グレーゾーンに細かい決め事を持ち込みグレーじゃなくする行為はマナー向上に繋がるのかな。
こういうことを考えてしまうのは、私が何かと肩身の狭い喫煙者であるからかもしれないが。
煙草の煙は「気にならない」と言ってくれる人にとっても不愉快なものだと思う、つまり迷惑行為。
少なくとも公共の場において迷惑行為は差し控えるべきだが、昨今の締め付けはきつすぎる。
「吸いたい」という自分の意思と「煙草の煙はちょっと…」という人の折り合いは必要なんだが、
吸おうにも吸える場所が激減した…からと言って、喫煙者が喫煙をやめるわけでもない。
ビル1階の裏通りに面した駐車場の隅に置かれた灰皿のところまで行って吸うとか、涙ぐましい。
電車の中で物を食うのはマナー違反だと言っても朝飯代わりにパンを食う人まで責めるのは…。
喫煙者も電車内で朝飯代わりにパンを食う人も周囲の人にお目こぼしをしてもらっているのだ。
ゴメンナサイ、不快だと思うけれど、ちょっとだけ目を瞑って見ないふりしてください…と。
そういう人たちをどんどん締め上げることで「美しい国」が生まれるのかどうかちょっと疑問だ。
確かに美しい行為ではないが、本人も自覚している情けなさをお目こぼしするのも日本の文化。
なんでもかんでも締め上げて禁止事項いっぱいにする方法はファシズムと変わらん気がする。
世の中「マナー」という言葉を知らないDQNが増えたとは思うが、ファッショで対抗というのも
あんまりやり方として美しくない気がするのは私だけなんだろうか?(だったらすみません)
マナー厨の言い分は得てして正しいが、世の中のグレーゾーンを減らして行くのはどうかと思う。
私自身が白黒はっきりさせたい性分なので、曖昧な、気遣いや配慮の範疇は大切だと思うのだ。
だが私が喫煙者である時点で多分この意見は説得力を持たないだろう、人権不適用だから。
非の打ち所のない清廉潔白な人が同じことを言ってくれたら読む人も違う感想を持つだろうなぁ。
煙拡散行為の言い訳じゃないんですが、ファッショで締め上げるという方法は美しくないよ。
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by yuzuruha_neko | 2007-03-12 23:26 | 今日のニュース・雑考
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