策士、策に溺れる
今日の新選組を見た感想を一言でまとめると。

もしかしたら今日は鴨が暗殺されるのかな~?と思っていましたが、新見錦!
(お米とかさくらんぼみたいな名前ですね…)
裏に控える№2の座から奔馬の大将を巧みに操縦して、組織の実権も掌握し、状況に応じて狡猾に立ち回りながら、御せなくなった大将に見切りをつけて(その大将の寝首をかくことを手土産に)土方側に寝返ろうとした新見。
この人は「目立たずに安全地帯に居たい、でもそれなりに偉い立場で」というある意味わかりやすい人でした。
いけ好かないタイプですが、私は嫌いじゃない。狡猾って別に悪いことじゃないし。
「保身第一」と言うとつまんない印象ですが、そのための策が常人離れして上手であれば、それは尊敬に値する。
でも鬼の土方に一枚上を行かれましたね~。
策士、策に溺れたり。
山本土方、かっこよすぎてシビレル…! やることが徹底している。すごい。
狡猾で知恵の回る新見、今後仲間に加えても、土方プロデュース・壬生浪士組の障害になり得る可能性は捨てきれない鴨の腹心を潰してから丸裸になった大将を狙う。
天晴れ!
山南さんは所詮知恵係で共謀向きの人、大物らしくない。
なんか肝っ玉が小さい感じ。ペライよね…。この人も溺れそうな予感がする。
新見と土方の息詰まる遣り取り、しびれた~♪
でも新見は立派に腹を切ったね。肝の据わった大物らしさが最後に…。

しかし切腹って「やれ」と言われてやれるものなのか、不思議だ。
いまだに「ニッポン」と聞いて「サムライ、ゲイシャ、ハラキ~リ」と連想する外国人がどれほどいるのか知りませんが、現代において切腹できるような人は、何か精神的にか思想的にか偏向しすぎて常軌を逸した状態の人しかいないのではないでしょうか。
三島由紀夫とか。
私は「著名なゲイの文学者で、自衛隊の建物で演説をして直後に切腹自殺した」という後世的な知識しか持ち合わせていないのですが、三島のハラキリは当時如何ほどの衝撃を世間に与えたのでしょうね。
それは時代の当事者じゃないからわからないけれど。
自分の意思に反して暴漢に殺害されるとか、死刑を執行されるとか、そういう不可抗力な死ならともかく、「腹を切れ」って刀を差し出されても絶対切れません。
かぎ裂きにしなきゃいけないとかいう切腹の決まり事も恐ろしい…!
(十文字という話も聞いたけれど、どっちにしろヤだよ)

佐藤浩市さん演じる鴨はどうしようもないダメ大人っぷりが清々しくさえあります。
こんな大人、ヤだけどな。中身は子供。頭の悪いたけしか?
でも今日、新見が切腹させられた後、お梅さんと仲睦まじくしていた沖田を殴ってお梅さんにすがりつき、「新見が殺された…次は俺だ…」と笑っているような泣き出しそうな怯えた顔をしていた鴨には少し胸がキュンとしてしまいました。
こういうのが女心に訴えるタイプなんだろうか。
ろくでもない男、でもしょうがないわねぇって感じ? いかんいかん、自重自重。
平助と秀さんは青春街道直進(ぷ)。

予告、半裸で拷問されていたのは土方ですかね?
今日のお梅さんの「裸の男がいっぱいやわぁ~♪」という発言が、この新選組のすべてとは言わないけれど半分くらいを言い表しているような気がする…。
新選組占いをやってみたら、最初の結果は永倉新八だったのに、2回目トライしてみたら山崎蒸になりました。
誰ソレ。
でもどちらも「開運物まねは、鬼太郎の親父です!」と出た。
どうやって真似ろと…。


電車女に写真UP。下手ですみません…;;
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by yuzuruha_neko | 2004-06-20 23:30 | 読書・漫画・TV
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