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ネガティブな感情の吐露
日曜出勤で残業してクタクタに疲れて帰ってきて、夕飯はやっぱりプロテインドリンク。
朝はパン1個、コーヒー、昼はプロテインドリンク(水筒持参)、さすがに帰途、空腹感のため
ロッテリアでロッテシェイキ(ガーナチョコ味)を飲み一服して、なぜか満腹感を得られたので、
帰宅してからはプロテインドリンクのみで満足できて、食後に暖かい黒豆茶を淹れて飲む。
臨時出費も嵩む昨今、禁断の実だが、日雇いのアルバイトをしようかという考えが頭をよぎり、
夕飯(と言ってもすべて飲み物なのだが)の後片付けをしていて手を滑らせて急須を割った。
実家から持ってきた急須だが、いつ頃からうちにあった品物なのか、私の記憶にはない。
私は食器を割るということが生理的に嫌いで、ドラマや漫画でも食器の割れるシーンは嫌いだ。
食器など、どうせ割れ物、壊れ物とは言え、だからこそ大切に扱うべきものではないか。
食器にはチンケだろうと歴史がある、いつ買ったのかも忘れてしまうほど使い込んできた歳月だ。
あるのが当たり前になってしまって、小皿だろうと壊してしまうと喪失感と罪悪感で悲しくなる。
私の不注意で、洗剤で手を滑らせて急須をシンクに落とし、急須は見事に真っ二つに割れた。
割れずに無事に残った急須の蓋が、より一層悲しさと虚しさと遣る瀬なさを煽る。
入れ物の本体が割れてしまったのに、蓋だけ無事でも意味がない、この蓋も廃棄物の運命だ。
私なんか死んじゃえばいいのに、と割れた急須の欠片を拾いながら自虐的な感情に囚われる。
どうして? 私なんか死んじゃえばいいのに、こんなこともダメなのに、生きている意味あるの?
大泣きしたい衝動に駆られるが、生憎ひとりでは涙が出ないし、夜中ではご近所迷惑になる。
多分、いろいろあって、忙しくて精神的余裕をなくして、要するに疲れているのだ。
急須を落として割ったくらいでいちいち人生を悲観していたら、長い人生やって行けない。
それでも私は今夜急須を割ってしまった罪悪感に、目頭を潤ませながら後悔に苛まれ床に就く。
新しい急須を買わなければ…という前向きな検討さえ、粗末に扱った古い急須に申し訳ない。
急須ひとつ壊れたくらいで夜中に目を潤ませている仕事中毒のバカ女は死んでしまえ!
by yuzuruha_neko | 2006-10-30 02:00
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