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アソータンの演説 in 有楽町(1)
既婚女性版で音声のみ上げてくださった方がいたので落として起こそうと思ったが…
太郎めっちゃ喋りまくりでまだ半分も行かないうちにギブして途中まで起こしたの上げます。
苦心しても聞き取れなかった部分は「~~~~」としてあります。

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(司会)
皆さま、拍手でお迎え頂きたいと思います。
どうもありがとうございます。
今まで降っていた雨も、麻生太郎外務大臣の登場とともに
雨も、止んだところであります。
いよいよ9月20日に迫りました自民党総裁選挙、
この9月20日は麻生太郎外務大臣の誕生日でもありますから
人生最良の誕生日となるように、皆様方のお力をお借りしたいと思います。

麻生太郎外務大臣であります、
皆さまどうぞご声援よろしくお願いします!(拍手)


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麻生太郎です!(拍手)雨の中ありがとうございました!(大拍手)

皆さん、フランク永井知ってる?(大きな笑い声)
フランク永井、知ってるでしょう?(知ってるよーという声援と大きな笑い声)
お、意外にトシ食ってるねぇ(笑)。
「有楽町であいましょう」って歌、お父さんは知っていますよね?(聴衆笑い)
ねぇ、お母さんも知っているよね?
この有楽町に、「有楽町であいましょう」って歌でこのフランク永井ってのが出てきた。
大将も知ってるここ、日劇、日劇って言ったんだ。
日劇ミュージックホールじゃないよ?日劇のホンチャンのほうね。
昭和、33年、この周りは第1回ウエスタンカーニバルってのが開かれたんです。
第1回ウエスタンカーニバルのこと、知ってる人!(聴衆ざわめき笑い)
おお、意外とトシですねぇ(笑)。
第1回ウエスタンカーニバル、今でも生きてます平尾昌晃、柳家金語楼の息子の
山下敬二郎、寺本圭一って人が、ここで第1回ウエスタンカーニバルってのやって、
この日劇の周りは(行列が)3周り、切符が足りなくて、3周りしたんですよ、ここの周りは。
そのとき私その切符の「もぎり」やってました。
(聴衆大爆笑「なんでだよ」のツッコミも)
それが私のアルバイト、高校生でした(笑)。
そういう時代に、ここらへん数寄屋橋?ってのは川ですから、ここは。
今は道路になっていますけれど、ここは川が流れていた。
そこで岸恵子の「君の名は」が出て来た。
今で言うヨン様の、ホンチャンですが。
あの話は「君の名は」のパクリみたいな話なんですが、私に言わせたらここで開かれてた。
ここで何回も何回もすれ違うって話が「君の名は」のホントです。
(「優しい」というおばちゃまの声が)
その後鈴木京香なんかが後で焼き直しなんかをやったのを見た人もいるだろう。
したがって、「君の名は」、そういった意味ではこの辺は結構有名なとこなんです。

そこに、大きく世の中が、どんどんどんどん建物が変わり、何も変わりましたけれど、
しかし、我々日本という国は変わらず、このまま元気でやっています。
そして、この間、秋篠宮紀子妃殿下のところに、41年ぶりで男児の皇族が誕生された。
それを国民みんなで祝う。
全然変わらず、120何代、ずーっと天皇、皇室というものが続いている。
そんな国は世界に在りませんよ。125代、しかも、あれがずーっと繋がっている国なんて、
世界中探したって日本ひとつしかない。
そういう意味では、是非この国は、大事なことは、変わらなければならないもの、
それは時代に合わせて変えなければいけないときは変えた、
そして、絶対変えちゃいかん、日本として守り続けなければいけない理由、大事なものは、
きちんと保守してきた。保守すべきものは保守する、守るべきものは守る、
そして時代に合わせて変えなければならないものは変える、
それは日本の、すでに選択を間違えてこなかった、
それが日本の底力だというもんだと、私はそう思っています。
(聴衆の男性から「そうだー!」と大きな掛け声)

是非そういう意味で、この銀座を今例にしましたけれど、
ここも随分大きく変わったけれども、しかし、いくつも回って、今見て、
もうちょっと変えたほうがいいんじゃないの?というものもある。
例えばこの辺見てもけっこう綺麗。
しかしその数寄屋橋から向こうに入ってみて、向こうに、
なんとなく、ちょっと、夜の街、銀座に出るにはまだ早すぎる時間ですけれども、
今ちょっと日曜だし三連休だし、まだお店が開いているわけではありませんが、
ちょっと目線で可愛いお嬢さんたちと話しているうちは目に付かないが、上見てみてください。
まず間違いなくそこには電線がいっぱいあります。
銀座ん中に入ったら、これは、電線がないからこれ綺麗に見えるの。
街の景観の中に、電線ってものが電柱としてそこにずっと立ってるか、
地下に埋設されて埋まっているかじゃ、まったく街の眺めは変わりますよ。
街の景観ってのはそういうもんです。
したがって、街を綺麗にしていくという時に、外観っていうものを見た時には、
眺めを見た時には、やっぱり、電線・電柱っていうものは、ものすごく大きな、
街を綺麗に見せるか、なんとなくちょっと今ひとつと思わせるかの違いは、この電柱にある。
この電柱が地下に埋設されたら道路は広くなるよ、通りが良くなるから。
大体事故になったらみんな電柱にぶつかって大体止まっているでしょうが
電柱がなけりゃいいことなんであって、我々は、この電柱を地下に埋設する、っていうのに
公共工事にお金かけたらどうです。
公共工事に電柱の地下埋設は使えない。
ここを、こう今電車が走っています。
東京都内に開かずの踏切いくつあります?
開かずの踏切と呼ばれる踏切は、東京近郊に100いくつありますよ。
しかし、これも公共工事は使えない。
なぜ? それは電車会社がよくなるからだろう。
公共、って言ったって、電車が良くなるだけであって。
電柱、同じように、電柱は東京電力か、もしくはNTTの仕切りだとか、だから通産省。
電車は、これは運輸省、交通省、であって、いずれも、
管轄が違うからといって、予算がつかない。
なんとなく、役人の所轄の違いだけであって、
そういったお金が広く公共のためになるんだったら、使えるようにしたらどうです?
それがきちんと街を綺麗にするし、そして資産が、国というものの、
街の資産が、増えるという事です。綺麗になるんだから。
そのほうがよっぽどいいと思いませんか?
公共工事、イコール悪、公共工事、と言ったらなんだか知らないけれど、
人も通らない、車も通らないところに、熊しか走ってないとか、狸しか走ってねぇところに
道路ばっかり作りやがって、という非難はあって、
なんとなく公共工事=悪っていうイメージになりましたが、そりゃ間違ってますよ。
公共工事をもっと使うべきところは、都市に限らない。
皆さんの親父さんやお爺さんたちのおられる、田舎のほうを見てください。
そこには、今の時代に、PHSが通じない、デジタルが通じない、光ファイバーが通っていない、
だから田舎にいたって仕事も出来ない、今の情報通信化の時代の中にあって、
そういう選択を、情報通信技術の恩恵に能くしていない地方においては、
基本的には元気は出ない。
そこに住んでいたって生活は出来ない。
かつて、電話が通じない、電気がない、もしくは下水道がない、そういった、テレビがない人、
いろいろあったと同じように、今は時代が変わって、もう1回、新しい、社会的な、違う、違う、
社会インフラ、ライフライン、いろんな表現がありますが、
そういったものをするべき時に来ているんじゃないかと、それは何も、
無理やり東京に出てくることはないんですよ。
結構皆さん自宅でオンラインで全部仕事が出来るんだから。
やろうと思えばいっぱいできます。

何も健常者、皆さんみたいな健康な人ばっかりの話じゃありませんよ?
例えば神戸にフロッグステーションてのがある。
働いている人は全部心身障害者。
しかもかなり重度の心身障害者の人ばっかり集めて、これを仕切っている人たちがいる。
この人たちは厚生省に対して何て言うと思います?
「お役人さん、私ら補助金いりまへんのや。補助金は要りまへん、仕事をください。
我々でも、新しいパーソナルコンピュータ、PCを使い、新しいインターネットの技術を使って、
こういった重度心身障害者でも仕事が出来る。だから、私らに仕事をください。
補助金はいりまへんのや」と言い切るような人たちがいっぱいいるんですよ。
情報通信技術という、ITという技術が発達しなかったら、そんなものは使えるはずはない。
しかしこのPCの発達のお陰で、間違いなく、重度心身障害者と言われたような人たちが、
社会に参加できる。
それはイコール補助金を貰う立場から、
仕事をしてそれによって得た報酬を納税する立場に変わるんですよ。
貰う立場か、税金を納める立場かじゃ、まったく違うでしょうが。

同じように、ここにも高齢者といわれる方々いらっしゃるでしょう?
65歳以下、65歳以上、私ももうすぐ66になります。
いわゆる高齢者と言われる方々は、65歳以上の方は、
今日本中に1億2千6百万の人口の中で、高齢者と言われる方々は19.9%、約2割。
5人に1人は65歳以上だと思ってください。
その65歳以上の方々の中で寝たきり老人、要介護の老人性痴呆症いろいろあります。
そういう介護を必要とする老人はたった15%しかいないんですよ。
あとの85%は、まあ~元気なんだって。
周りが迷惑するくらい元気なお爺さんていっぱい周りにいない?
自分の親父とかお爺ちゃん見て、元気だって言ってるでしょーが!
そういう元気なお爺ちゃんがね、実はなんにもすることができなくて、
元気なのに働くに働けない、しかしその人たちは元気、能力もある。
しかも暇、加えて銭も少々持っとる(ハハハと観衆から笑い声)。
ねぇ?まるまる貧乏でもない、少々持っとる。
おたくら若い人たちよりもよっぽど持ってますよ。
日本中で1400兆円、兆ですよ、兆、国会予算80兆円だから
それに比べたらわかると思うけれど、1400兆円の個人金融資産があるが、
実に700兆円、半分のお金は、70歳以上の人が持っとるんです。
70歳以上が700兆円持っとるんですよ。ね?
私ら政治家の前ではこれ、いかにも貧しそう~な顔しとるけど、実は持っとる。
(聴衆大笑い)
これが現実ってもんですよ。
その持ってる人たちがなんにもしないで、じーっとしている、やることがない。
おかしぃ~~でしょうが? 働けるんだから、元気なんだから。
ちょっと字を大きくしてやる、ね?明るくしてやる、階段の代わりにスロープに変えてやる、
ちょっと変えてやる、時間を、8時間労働を4時間労働に変えてやる、
1日おきに勤められるようにしてやる、いろんなことをやってみてください。
私もよく朝歩いているけども、俺を追い越して「おはよう」って通り越していくお爺ちゃんが
毎朝いるんだけど、どう考えても俺より十(とお)は上だね、あの人。
(聴衆ウケて笑いまくる)
その人が俺をどんどん追い抜いていく。
そういう人が今いっぱいいる。
どう考えたって50歳代よりはるかに若いよ。
人間は、能力によって、また生まれながらの身体能力もある、そのあとの訓練、
そのあとの自分なりに鍛えて、そういったことによって差があるんだから、
そういった人たちの同じように働ける機会を年齢だから切るってのはおかしいのであって、
そういった人たちを働けるように、企業のほうに、そういった人たちを雇ってくれれば、
政府としては補助金を出してあげます、ちょっと足してあげます。
企業のほうも能力ある人だったら雇うよ、若いんだもん、働けるんだもん。
そうすることによって、その人は同じように納税者、
給料を貰えば、今度は税金を納める側に変わるんですよ。
働ける人が、ただただお金を貰うんではなくって、
ちょっと働いて納められるようなら、そのほうがよっぽどいいと思いませんか。

ちなみにこれを現実の問題にしてみると、
日本で一番高齢者の働いている比率の高い県はどこだと言ったら長野県です。
長野県が一番高齢者で働いている人の比率の高い県。
この長野県は、日本で一番老人医療費の低い国です…県なんです。
働いている人の高い長野県は、老人医療、高齢者医療費の比率は平均の半分です。
これくらい違う。
したがって働ける、ということは、元気なんですよ。
働いているとさらに元気になるということも確かですよ。
これは統計がハッキリしています。
その逆は福岡で、私の出身地(ハハハと笑い声)。
ここは働いている人の比率が一番低い、そして老人医療費が日本で一番たけぇ。
(聴衆ウケて大笑い)
平均の倍だ、ここは。
現実それを見ているからはっきり自信を持って言える。
働くということは健康にもしてくれる、意欲がわくから、
自分でやる気になるから、そういう社会というものなどが作られるべき社会なのであって、
高齢者が増える、少子化だ、そんな話ばかりして、少子・高齢化=暗く、貧しい高齢化社会。
全然違います! 老人のほうがよっぽど明るい。
私が、作られるべき社会というものは、明るく、活力溢れる長寿社会が、
日本が将来目指すべき国家なんです。
そういう国になれば、世界中は明らかに日本を見習いますよ。


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これで15分くらいです、全部で40分近いんですけれど…起こせるのか?
聞き取れず「~~~~」になってしまった部分がわかる人は是非教えてください!
掲示板の一番右下に管理人へのメールフォームが設置されています。
あとこのテキストは麻生さん広報活動の一環として皆さんお好きに使ってください。
この後も今日中に全部上げられるように、地道に起こして行きたいと思います。
by yuzuruha_neko | 2006-09-18 18:34 | ローゼン閣下
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