【靖国神社】麻生太郎外務大臣私案に対する私見
「見損なった!」と非難轟々のローゼン氏(私)案なので取扱注意ネタなんだが書いてみる。
まず結論から申しますと、「これは一案としてアリじゃないか」というのがわたくしの感想です。
宗教法人から外すという案を「靖国解体」と捉える方々が多いですが、私はそう思わない。
宗教法人であろうとなかろうと靖国は靖国であり、人々の靖国に対する心は変わらないと…。
国家から宗教法人として正式に認定されていなければ、それは信仰の対象になりませんか?
日本国民の靖国神社への思い入れは、そんな脆弱な基盤の上に成り立っているのでしょうか。
戦後60年以上、ずっと平和への願いとともに私たち日本人はご先祖を奉り続けてきました。
その御霊の眠るお社が宗教法人でなくなったとして、供養に何の障害があるのでしょう。
資金繰りが苦しいという話ですが、それは靖国神社も若者を中心に協力を求めればいい話で。
御霊のご遺族の方々のみに背負わせては、高齢化に伴い負担がきつくなるのは道理です。
先祖の御霊を奉り、供養するために若い世代が些少でも維持費を担っても全然悪くないはず。
むしろそちらのほうが、本来あるべき信仰の姿に近い形態になるのではないでしょうか?
なんだか知らんが国が管理している神社だよ、というのが今の靖国神社のイメージなので、
国民が自発的にご先祖のために切り盛りして永らえさせて行くという在り方は駄目なのかな。
靖国神社が今すごく特別に見える形で存続していることも、抵抗感を生じさせる素だと思う。
もっと普通にお参りして違和感ない形態に戻してあげたほうがいいと個人的には思います。
右翼とか国家神道とか戦争犯罪とか、そういうおどろおどろしいイメージからの解放ですね。
さすがに分祀は無理だろと思うんですが、そもそもA級と言っても罪の重さの等級じゃないし。
ちゃんと内外にそういう説明をして、AもBもCも皆罪を償った方々ですから等しく奉りますと。
二分論つうのは中国内部の事情ですからそんなの知ったこっちゃない、無視してもヨロシイ。
「中国人や韓国人がどうこう言ったから」は後回し、日本国民に正しい認識を持たせるほうが先。
A級戦犯がどーのこーのと言われて頷くようなバカな日本人の認識矯正が先だと思うぞ。
非・宗教法人化したとして、その先どういった形態になるのか、それはもう国民次第でしょう。
それは国家が干渉することではなく靖国主体で考えることだとタロサは言っていると思うんだ。
今それをすぐに実行できるかと言ったら、抵抗がないかと言えば抵抗はめっちゃありますが。
今の靖国神社を、すごく特別っぽい現状のまま延々と永らえさせるというのも不安があります。
もうね、内外の干渉とかおどろどろしいイメージとか…から軽くしちゃっていいんじゃないかと。
信心や信仰といったものは最終的には心の問題で、形式の問題じゃないですから。
だからといって無宗教追悼なんてのは慰霊という性質上ありえないし、新宗教じゃアホだろ。
慰霊が神式じゃなくなるということはないんじゃないかと…変える必要性や理由はないだろうし。
そういうことを考えてみると、不評のローゼン私案は決してヘタレた内容ではないと思います。
今すぐにやるとか宗教じゃなくなるとか、みんなそういうことを懸念して反発しているのかなぁ。
むしろこれからどうするのか、真面目かつ慎重に考えているローゼン偉いと私は思いました。
保守的な人ほど反発が強いと思うのですが、もっと信仰の本質を考えてみてもいいのでは…。
現状維持だけが保守の在り方、取るべき道じゃないと私は思うんだよね…。
ローゼンだから諸手を挙げて賛成!とゆーわけではなくてね、各々考えるいい機会でしょう。
なんとなく、今までどおり…今までどおり…ずっと…それで100年先まで行くかなぁって。
そゆわけで、靖国神社に関する麻生太郎外務大臣私案、これはこれでアリだ、に1票です。

◇追記1◇(8/16)

世間ではすっかり分祀論者と思われているようですが、タロサ、分祀論なんか言ったっけ…?
あの人は下手な言質を取らせない人だから如何様にも想像(妄想)できることをよく言うけれど、
特に靖国に関しては慎重な発言をしていて分祀論なんて唱えていなかったような気がする…。
昨夜の「日本の、これから」はまだ見ていませんが、タロサはネ申発言連発だったようですね。

◇追記2◇(8/17)

タロサ私案は政教分離に反するだろう、という指摘を受けて「確かにそうかも…」と唸った私。
まぁ提案としてこれもアリだという考えは変わりません、選択肢がないよりあったほうがいいし。
それよりも、なぜこの私案に裏切られた感の強い感情的な反発が多いのか考えてみると…
「見損なった!」とか「ヘタレやがって!」という意見は何かどうも違和感が…と考えてみたら、
世間一般のタロサのイメージが「バリバリのタカ派」だからなのかもしれない…と思い至った。
タカ派で当然靖国護持、靖国参拝、というイメージを思い描いている人が多かったのかな、と。
いや、タロサはおじいちゃまに連れられてからずっと例大祭に靖国参拝していますけれど。
8月15日にこだわらないというか、「負けた日に行くのは面白くないじゃない」って言っていたし、
総理大臣という立場としてはどうなのか、それは以前から「適切に判断する」と言っているし。
あの人は名より実を取るというか、現実的に、適当な落としどころを作るタイプの人でしょう。
外相就任以来、痛快なマスコミぶった切りでタロサをタカ派だと思っちゃった人が多いのだろね。
みんなタロサを舐めてかかると偉い目に遭うぞ、何せ政界のヤクザにしてスナイパーだからな。
国民の期待の声よりも、国家の舵取りをどうするべきか、を優先する人だと私は思っている。
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by yuzuruha_neko | 2006-08-15 22:29 | ローゼン閣下
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