格差があっちゃダメなのか
現政権批判に必ず聞く言葉ですが…「深刻な格差社会」「弱者切捨て」「負け組」。
格差社会も行きすぎれば確かに問題視していいと思うのですが(中国やインドみたいに)
今の日本社会ってそんなに深刻な格差社会や弱者切捨て社会じゃないでしょうに。
例が極端すぎますが、糖尿病になるホームレスがいるのは日本だけじゃないですか?
在日特権で働かずに生活保護18万円も貰えるなんて、夢のような福祉社会じゃないの。
このへんの賛否を論じる気はないですが、気になるのは格差0社会が望みなのかということ。
働かなくても無能でも食って行ける、しかし一生懸命働いても有能でも前者と同じ生活レベル。
私自身、自分の能力を頼みに勝ち組に入れる器量があるとは到底思えないんだけれど、
必死こいて一生懸命頑張っても、その頑張り分のリターンが望めない社会なんて嫌だなぁ。
頑張らない人がいい生活を出来ないのは仕方ないというか、単に自業自得としか言えない。
こういうことを言うと、「競争社会により弱者が生産され云々」とか言われちゃうのも変。
勉強、受験、会社、どこだって私たちは競争で勝ち抜いてきたからこその今があるわけで
誰しも、有形無形、自分の財産はすべて競争によって自分が勝ち得たものではないか。
恋人にしても人生の伴侶にしても、努力せずに容易く手に入れたもので満足できる?
多分、労せずして手に入れたものってすぐに飽きると思うんだよね。
自分が努力の末に勝ち得た財産だという実感がないから、すぐに捨てられるだろうし。
そんな味気ないキャッチ・アンド・リリースな恋愛なんてつまらない、と個人的には思います。
要するに、「自分が今持っている財産はすべて自分の努力によって手に入れたものだ」、
という実感がないと、人生はつまらないし、実際につまらない人生しか歩めないと思うんだよね。
競争社会で負けた弱者が強者に搾取されて生活に困窮して生命の維持もままならない、
というほど、それこそ深刻な格差社会なら、こんな呑気なことは言っていられないと思う。
でも実際に今の日本社会は巷で言われるほど弱者に冷たいわけじゃないからねぇ。
社会的弱者が強者によって搾取されている、という理論は実は正しくないんじゃないかと思う。
社会的強者から毟り取って弱者に分け与える、という方策が、逆に弱者を増やしている。
自称・弱者は弱者のままの立場に甘んじ、強者による搾取を声高に叫び続けているが、
声高に叫ぶ余裕がある人は弱者じゃなくてただの欲求不満ヒステリーじゃないだろうか。
上手く行かないことを全部社会のせいにして、自助努力を放棄しているようにしか見えない。
いや、彼らにとっての自助努力は社会が悪い!と叫ぶことにあるのかもしれないけれど。
私は努力や能力が評価されリターン(生活レベルの向上)に繋がる社会を善しとしているので
社会体制に文句を言うよりは、その社会の中でどのように評価を勝ち得たらいいか考えます。
自分以外のもの、社会や他人を変えるよりも、自分を変えるほうが手っ取り早いです。
現状で評価されないならされる方法を考えたり、評価されそうな場所に移動したり、
そういう努力をしたほうが「社会体制が腐っている!」というより建設的じゃないでしょうか。
「競争社会」や「勝ち組」を批判する人は、自分は勝ち組になりたくないのでしょうか?
私は、今はまだまだ全然ダメ…だけれど、いずれ勝ち組になって左団扇の人生を送りたい。
そのために、今は地道に自分の道を模索しながら切磋琢磨に励むしかないんですけれど。
最近は「立身出世」という言葉もあまり聞きませんし、好かれない言葉なのでしょうか…。
夢を実現する、ということが、自分探しの旅だったりアマチュアバンドを組むことだったり
社会に貢献していい暮らしをしたい、という気骨のある若い衆が昔に比べて減ったのだろうか…。
スローとかロハスとか、なんかしゃらくせぇな、文明社会の恩恵を満身に受けているくせに。
私はガツガツ頑張って、自分の財産、かけがえのないものを増やして行きたいです。
格差0社会、競争しなくても生きて行ける社会は、早々に澱み腐臭を放つでしょう。
人は…生きとし生ける者すべては、生きて行く上で常に戦い続けていますからね…。
要するに、格差社会も程度問題だし、人生に勝ち負けは当たり前だということです。
「広がる格差」とか「負け組」とかいうマスコミの言葉に安易に乗せられるなよ、と言いたかった。
搾取という言葉を好んで使いたがる人は、労働者という言葉も好きなんだな~と気付いた。
今どきプロレタリアート文学(蟹工船とか?)の世界を頭に思い描いている人ってどうよ…。
時代が半世紀くらい遅れている左翼が多いので、革新的な左翼を見てみたいものです。
本来、左翼が革新なのに、あまりにも時代遅れの左翼しか見ないんだもの…。
「広がる格差」とか「国家による搾取」とか「9条改正で徴兵制復活」とか吹聴して回る輩は、
単に漠然とした社会不安を現政権への批判にすり替えているだけだと思うんですよね。
オウムとかニートとか雇用問題とか、全部政権が悪いことになっちゃうから不思議なもんだ。
ニートなんか働きゃ解決する話じゃん、親もそんなの面倒見ていないで追い出せよ。

  ***

容易く、労せずして手に入れたものは、かけがえのない財産にはなり得ない。
そして、いろいろなくしてみると、当たり前にあったもののありがたみにも気付きます。
恵まれすぎて、今の財産のありがたみに気付かない人が、私は少しだけ羨ましい。
とは言え、私もいろいろ恵まれていると言われることが多いので、お互い様なのかなぁ。
人間って、互いに自分にないものを相手に求めてしまうよね…。
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by yuzuruha_neko | 2006-04-26 23:19 | 今日のニュース・雑考
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