本日購入書籍/世界地図を楽しもう
○ 「国 売りたもうことなかれ」 櫻井よしこ (ダイヤモンド社)
○ 「今こそ中国人に突きつける 日中戦争 真実の歴史」 黄文雄 (徳間書店)
○ 「中国・韓国 反日歴史教育の暴走」 黄文雄 (海竜社)

給料日後なのに早々すかんぴーだ。
でも本にお金をかけて損をすることは絶対にないんだ。
コヴァの「靖国論」もまだ途中ですが…。

まず日中戦争の沿革を出来るだけ正確に知りたいと思い、「真実の歴史」から読み始めた。
まだ触りなのですが、文章・構成・レイアウトなど、非常に読みやすい本です。
「こういった書籍は難しそう」と敬遠してしまいがちな若い人にもお奨めしたい。
黄文雄氏は台湾出身という事ですが、台湾はいまだ独立国家ではなく中国の一部という立場。
こんな反政府的な執筆活動をしていて、身に危険は及ばないのだろうか。

「台湾」と聞いてあなたが連想するものは何ですか?


インリンしか思い浮かばない人はバカです。

中国を見る時、まず中華人民共和国という一枚岩の国家として見ない。
中国共産党首脳の意向が即ち中国という広大な国家の民の総意を示すわけではないという事。
あれだけ広い国土と多種多様な民族の集合国家ですからね。
共産党と敵対しながら共通の敵・日本軍と戦った国民党という存在も忘れてはいけないし。
現在の台湾のように、日本としても対応が難しい独立問題がある。
地図帳を見ても様々な「自治区」があり、中央政府や東海沿岸部の都市の様子のみを見て中国全体を判断するのは早計でしょう。
ベトナムやチベット、モンゴルなど、陸続きの近隣諸国と中国との関係も見る必要があります。


話変わるようですが、私は子供の頃から地図が大好きです。
地図はよくよく見てみると実に面白く、好奇心や知識欲をかき立てられます。

世界地図は時代によって大きく書き換えられます。
ベルリンの壁が崩れ、旧ソ連が崩壊した時、「何か天変地異のようなすごい事が起きた!」とワクワクしましたが、その高揚感の具体像は「世界地図が大きく変わる!」という事でした。
また、日本は島国であるため大陸移動などによる地形の変節でもない限り国境線は変わりませんが(北方領土などの問題はどちらの国家に属するかという問題で、また別物)、地続きの国同士の国境線は興味深い観察対象です。
ヨーロッパからアジアにかけて巨大帝国が覇権を争いあっていた頃の勢力分布図(?)みたいなものを見ると、「このへんの人は○○帝国が滅亡(衰退)したあと今度は××帝国の勢力圏内になって…戦乱の中で支配者がコロコロ変わってエライ大変だっただろうなぁ」とか、「進軍の通り道にされた地域の人達はいい迷惑だっただろうなぁ」などと想像して、その時代の「力なき人々」に思いを馳せたりしました。
また、大概の国の国境線が曲がりくねった線である(日本の県境を基準にして「これは高低差のある場所や河川が境目になっているからだ」となんとなく思っていたが、細かい事情はわからなかった)にも関わらず、定規で引いたようなアフリカ諸国の国境線はとても気になりました。

私 「おかーさん、なんでアフリカの国境線は真っ直ぐなの?」
母 「ヨーロッパの人達が勝手な取り決めで線を引いたのよ」

すごくアバウトな回答ですが、なんとなく「ふーん」と事情を察したり。
「アンクル・トムの小屋」くらいは読んでいたので。

多分、「子供に本を読ませたい」と思っているお父さんやお母さんが大多数だろうという仮定で。
別に活字である事にこだわる必要はないと思います。
絵やマンガを見るのが何より好き、という子供や、またクワガタが何よりも好き、という子供に活字を無理強いする事はないでしょう。
絵本(ナントカライダーとか戦隊ナントカレンジャーも含む)が好きな子は、絵から物語や情報を読み取りますし、クワガタ好きな子に「クワガタの育て方」という本を買ってあげたら喜ぶでしょう。

視覚を刺激してあげる事は子供にとって大事です。
活字にしたら「中国」と二文字で記号的に表されてしまうものが、地図帳を見たら多くの視覚的情報から数限りない疑問符が湧き上がって、壮大なスケールの物語になるでしょう。
疑問符に対して私の母くらい大雑把でもいいから答えられる知識は最低装備してください。
「日本は中国にひどい事をしたのよ」と言う場合でしたら、最低限、いつの時代、どこの地域で、具体的にどのようなひどい事をしたのか、お母さんが知っていてくださいね。
なにせ中国は広いですから!
また中国の隣の国はその時どうしていたのか、とかも。
グローバリゼーションの時代ですから!
複眼的な広い視野が必要です!

つまりはそういうオチ。
私も最近地図を見ていないな。

◇追記◇
相変わらず書店で「マンガ嫌韓流」を見かけません。
20万部突破したと聞きましたが…。
発売日にたまたま書店に寄って買えた私ってラッキーだったんですね。
[PR]
by yuzuruha_neko | 2005-08-17 21:11 | 読書・漫画・TV
<< 無知よりも恥ずべきこと 地味に改築 >>