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デニムパンツの憂鬱/芸能人美女
芸能人が心底羨ましくなる時、それは彼ら(彼女ら)が「ジーンズの裾を切らないではける」という逸話(どの程度の事実か定かではないが)を思い出した時だ。
芸能人と言っても人種がいろいろいるけれど、いわゆる美男美女でスタイル抜群、てタイプね。
あなたはスカート派?パンツ派?と聞かれたら、多分私は「スカート派」と答えるのが正しいのだろうけれど、それでもジーンズスタイルだって大好き。
マニアみたいに何十本も持っているわけじゃないけれど、素敵なジーンズならたくさん欲しい。
しかしジーンズを買う時、いつも多少は既製品の裾をちょん切って裾上げしなければいけない。
その時にどこからともなく「お前は短足なんだよ~」という悪魔の囁きが聞こえてくるのです!

私はいわゆる長身ではありません。人によっては「低いほう」と思う人もいるかもしれません。
だったら多少裾を切るのは仕方ないでしょう?というもっともな正論も聞こえます。
しかしジーンズは、発祥の開拓時代と違って野良作業着ではなく、現在はTPOさえわきまえれば立派なお洒落着であり、デザイン性も非常に高いアイテムです。
あまりにも裾を切りすぎるとそのジーンズ本来の形が損なわれてしまい、デザイナーの意図を崩した欠陥品になってしまう。
その事が、「着る者」として恥ずかしいのであります。
今主流のブーツカットジーンズやフレアジーンズだって、「このへんで絞りを入れて、このへんから広げて…」と何mm単位の緻密なデザインのもとに作られているわけですし。
その計算されつくした膝下の長さをちょん切ってしまう事が恥ずかしい。
そのジーンズをはく資格がないような気がして。
切り落とされた、たった5センチの布地の切れ端が、私の心を苛むのです。
いくら常日頃「スタイルが良い」と言われていても、ジーンズを購入して裾上げをする時、私の脚の長さが既製品の規格よりも5~6センチ短い、という事実を突きつけられて、打ちひしがれるのです。
せめてあと5センチ身長が伸びていたら…もっと牛乳を飲んでおけばよかった…なんて。
同僚達からは「誰だって多少は切るよ~!」と言われましたが、実際のところ、既製品のジーンズの裾って皆さんどれくらい切っているものなのでしょうか。
芸能人という職業自体は羨ましくも何ともないけれど、ジーンズの裾を切らなくてもいい人種であるという事だけは羨ましい。
もしかしたら公称と事実は多少違うかもしれないですけれどね…ウフフ☆

少し話が逸れて、昨日故ナンシー関の「何だかんだと」を購入・読了したのですが、「中山美穂VS美人の戦い」を読んで「やっぱりナンシーさんは言ってくれた!」と感無量でした。
芸能人で一般通念上美人や美女と言われる人の容姿に難癖をつけると、「まったく女ってやつぁ自分の顔を棚に上げて美女に嫉妬してこき下ろすんだよなぁ」と短絡的に判断されてしまい、私の心根まで不当にバカにされそうでなかなか言えないのですが、私だって美女を愛でる事は眼福であり、その美しさに対して歪んだ嫉妬心で難癖をつけるなんて自分の心根を醜くするだけの愚行だと思っています。
仲間ゆきえは美人ですよ!大好きですよ!
矢田亜希子さんだってタイプじゃないけれど掛け値なしの美人。
ミムラもかわいいイメージが先行しているけれど美人。
日本から飛びますがニコール・キッドマン(※)の美しさは言うに及ばず。
でも中山美穂=美人はどうなの? その公約式は成り立つの?
そんな私の心の中の悶々を晴らしてくれたナンシーに感謝します!
いや別にナンシーは中山美穂が美人じゃないって言ったわけじゃないんですが。
中山美穂=美人という不動のコンセンサスに誰も突っ込まない状態がつらかったんです。
沢口靖子が美人というのも「どうなの?」なんですが。

※外国人オンチで例に挙げられる美人女優が彼女しか思い浮かびませんでした。

ジーンズに話を戻しまして、私が一番よく着用するのは細身で裾広がり過ぎないブーツカット。
ストレッチが利き過ぎていない固い生地のものが望ましい。
それが一番脚が細く長くスタイルよく見えるので。
汚すぎず・基本に忠実なジーンズが好きです。
実は今またジーンズ買いたくて買いたくてしょーがないんですよね。
そんなにあってどうするんだって感じなんですけれど…。
腰が張っていると、なかなか合うジーンズを探すのも大変なにょらー。
by yuzuruha_neko | 2004-11-30 21:29 | おしゃれ大好きクロゼット
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