政治とカネ:荒井国家戦略相、蓮舫行政刷新相、鳩山前総理大臣
蓮舫行政刷新相
民主お得意の決めゼリフ「いかがでしょうか!」も板に付いてきた

J-CASTテレビウォッチ 2010/6/ 8 12:22


番組は菅新内閣の看板である行政刷新相に内定した蓮舫参院議員(42)に密着した。今夜(8日)、新内閣が発足するが、「(正式に)行政刷新相を要請されたら」と質問され、「お断りする理由がありません」とキッパリ。事業仕分けで力を発揮した自信のなせるワザか――。

「もうご懸念、ご疑念を抱かせません」
参院選応援のために訪れた大阪での街頭演説では、「政治とカネの問題でもう2度とみなさま方にご懸念、ご疑念を抱かせないクリーンな政治をすることをお約束させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか!」と呼びかけ拍手を求めた。


決めゼリフ「いかがでしょうか」で締めるのは民主党お得意のスタイルで、鳩山前総理も菅新総理もよく使う。(後略)



荒井国家戦略相:政治団体、知人宅「主たる事務所」に
6年で4222万円経費計上

毎日新聞 2010年6月9日 東京夕刊


菅新内閣で国家戦略担当相に就任した荒井聡衆院議員=北海道3区=の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」が02年11月~昨年9月の7年間、東京都府中市の知人宅を「主たる事務所」として総務省に届けていたことが分かった。同後援会は、通常は家賃などにあてる事務所費を含めた「経常経費」として03~08年の6年間で計約4222万円を計上しているが、この知人は毎日新聞の取材に「家賃は受け取っていない」と話しており、野党などから批判の声が出ている。

総務省によると、同後援会は93年設立。02年11月に事務所を横浜市から知人宅マンションに移した。会計責任者は、現在の政策秘書が務めていたが、民主党が政権交代を果たした昨年9月に解散した。収支報告書によると、後援会は03~08年に、経常経費に含まれる人件費計約2741万円▽備品・消耗品費計約463万円▽事務所費約1013万円--を計上。知人男性は「(荒井氏とは)40年来の友人。娘が秘書をしていた。たまに郵便物が届くからそれを自分が整理していた」と説明した。

事務所費を巡っては、07年以降、家賃や光熱費のいらない議員会館に事務所を置きながら高額な事務所費を計上していたなどとして、故・松岡利勝氏、赤城徳彦氏、太田誠一氏が農相在任中に厳しく追及され、相次いで辞任などに追い込まれた。

荒井氏の事務所は、「担当者がおらず、回答ができない」とコメントしている。荒井氏は農水省出身で5期目。07年の道知事選に出馬し落選した。菅首相の側近として知られ、鳩山内閣では首相補佐官を務めた。【杉本修作、喜浦遊】

◇「問題ない」--荒井氏

荒井氏は9日昼、首相官邸で記者団に「チェックしたが問題なかった。私のチェックだけでは不十分なので、党にも依頼して再度チェックしてもらったが、やはり問題はない」と述べた。記者団は「何をもって問題ないとするのか」など質問したが、荒井氏は答えなかった。



蓮舫氏&川端氏、事務所費不正処理の疑い
SANSPO.COM 2010.6.10 05:04


目玉の蓮舫氏にも疑惑あり!? 自民党は9日、荒井聡国家戦略担当相に加え、蓮舫行政刷新担当相(42)と川端達夫文部科学相(65)も事務所費を不正処理した疑いがあるとして、事実関係を政府にただす「質問主意書」を衆院に提出した。

主意書などによると、蓮舫氏が代表を務め、政党交付金の受け皿となる「民主党東京都参院選挙区第3総支部」は、政党交付金使途等報告書の「事務所費・賃借料」の欄に2006年から08年の3年間で計172万円を計上。しかし、報告書に登録した「主たる事務所」は東京都目黒区にある蓮舫氏の自宅だった。

蓮舫氏の個人事務所は賃借料の不要な参院議員会館にしか存在せず、自民党は「使用実体が不明瞭な自宅に賃借料を設定しているのは不自然だ」(茂木敏充幹事長代理)としている。

蓮舫氏の事務所は、産経新聞の取材に対し、自宅に事務所としての使用実体はないことを認めたが、「賃借料は、議員会館にいる秘書が日常業務に使う車の駐車場代(月4万円程度)とコピー機のリース代(月1万数千円)だけ」と説明。蓮舫氏も9日の日本テレビの番組で「適正な処理をしている」と述べた。

これに対し、質問主意書の提出者である自民党の赤沢亮正衆院議員(49)は、「自民党政権では事務所費問題を抱えた閣僚は、蓮舫氏の求めなどに応じ領収書をすべて公開した。速やかに領収書を公開しないのなら大臣を辞任すべきだ」と語り、10日に蓮舫氏の自宅を視察し、実態調査を進める考えを示した。

川端氏については、政治団体「達友会」が1987年から08年までの間に、事務所費を計約3735万円を計上した。しかし、「主たる事務所の所在地」は川端氏の出身母体である「東レ労働組合」幹部宅や、自らの公設秘書宅だったとしている。



荒井戦略相:コミック、CD、衣料品にも…党が領収書公開
毎日新聞 2010年6月10日 22時15分 最終更新 6月10日 23時25分


荒井聡国家戦略担当相の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(09年9月解散)の事務所費を巡る問題で、民主党は10日、同後援会の07~09年分の領収書を公開した。公開に先立ち同党の細野豪志幹事長代理は「架空、違法な支出はない」と強調したが、少女コミックや音楽CDなどの領収書が含まれていた。公開後、荒井氏は「少し反省しないといけない」と述べ、支出の一部に問題があったとの見方を示した。【政治資金問題取材班】

公開されたのは、A4判の台紙にはり付けた領収書をとじ込んだファイル数冊。報道陣に約2時間の閲覧を認めたが、コピーは認めなかった。

政治団体の支出は、人件費や備品・消耗品費、事務所費などの「経常経費」と、選挙関係費などの「政治活動費」に大別されるが、公開した領収書には、事務所費以外のものも含まれていた。

このうち備品・消耗品費として、08年4月30日付で少女向けコミック5点に計4495円が、同年5月20日付でパチンコ台の効果音楽をまとめたCDに2500円が支出されていた。他にも08年4月5日付で衣料品18点(パーカや靴下、キャミソールなど)に計2万2670円▽09年3月20日付でおもちゃ代として百貨店に7350円▽07年3月12日付で大手ハンバーガーチェーンに2210円--などの支出があった。

こうした支出について荒井氏は「本当(にあったの)? (担当者に)少し怒っておきます」と話し「適切かどうかとなると少し反省しないといけないと思う。ただ、そういったものに使うのを(法律が)禁じているわけではない」と述べた。

民主党は10日、事務所費について自民党が問題視した川端達夫文部科学相の政治団体と蓮舫行政刷新担当相の政党支部の領収書(07~09年分)も公開。川端氏は「適切な支出で法的問題はない」、蓮舫氏は「すべて公開した。今後も質問があるならいつでも受けたい」と語った。

a0027061_17504777.jpg

事務所費をめぐる問題を受け公開された荒井聡国家戦略担当相の領収書。「コミック」の文字が並ぶ=東京都千代田区の民主党本部で
2010年6月10日午後3時39分、内藤絵美撮影



ハマコーが自著にて「国会議員とは、どこかを叩けば必ずほこりが出てくるような人間ばかりだ」と記しているが、これは警察官僚出身(元警視庁長官)である後藤田正晴元副総理が怖かったというエピソードのひとつとして語られている。
ゼネコン疑惑が盛んに報じられていた頃、国会内の廊下で後藤田法務相(当時)とすれ違った際にハマコーが「次に逮捕される国会議員は誰でしょう?」と聞いたら(そういう場所で聞くことなんかというツッコミはもちろん入れる)後藤田氏は愛用のパイプでひょいとハマコーを指し示したそうだ。
見ていた記者は一同爆笑していたが、ハマコーは冗談とわかっていても恐ろしかったという。
(しかしなんだこの記者たちの心温まるリアクションは)
ゼネコン疑惑については「冗談」でも国会議員として「冗談」で済ませられないナンかに心当たりがあったのか、心当たりがなくても何かしらマズイことはあるんじゃないかとあの時代の自民党議員としては戦々恐々という心境だったわけね。
金丸-竹下が検察に刺されて大騒ぎになった戦後最大の政界汚職事件(海外では「国のトップの汚職を暴くとは、日本の検察はなんと優秀で勇敢なのか!」と別の意味で騒がれたそうだ)よりも女性スキャンダルで失脚した宇野元総理のほうがいまだに国民の記憶に悪い意味で強く残っている…ということは、日本人てのは偉い人が怪しいおカネを使うことに関してわりと鷹揚だったんじゃないかと思ったりもする。
古来より日本人が「偉い人んとこにはどこで集めたのわからんほどいっぺぇカネがある」ということにわりと鷹揚だった理由は、あくまで推測にしか過ぎないが、ベルばらで知られるフランス革命において「パンがなければ~」に象徴される搾取側と被搾取側との完全な分断、という事態がなかなか起きなかった点(これは木の文化とも関係あるような)、そして富める者こそ富めない多くの民に余剰から施しをするもの(そういう人が偉くて徳がある)といった土着信仰と融合した倫理観、さらに平民が不満を爆発させて牙をむいてきたら治世に困る、といった権力者ならではの生きる知恵が合致したからではないだろうか?…とネゴト・ハ・ネティエさんレベルで聞いて。
日本の場合、天皇家の存在が単純な二元化対立を引き起こさなかったのではないかとも。
しかし宇野さんもなぁ、贔屓の芸妓さんに指三本立てて「三十万で愛人契約しようよ」と言ったつもりが三百万だと勘違いした芸妓さんに「三十万!?何それふざけてんの!?」と激怒されてそのケチ話がばら撒かれてスキャンダルになったのだから気の毒だと私は思う。
確かにいかにも助兵衛おやじという面構えだったことは事実だが、政治家の「政治」の部分はそれなりに有能だったと聞くし、頭丸めるとかのパフォーマンスで乗り切れなかった点が悔やまれる。

閑話休題(前振り長いな)。

政治家とクリーンって概念として相容れないものだと思う。
もちろん「汚いおカネは頂きません」「皆さまの税金を決して無駄には致しません」というアピールは政治家にとって必要不可欠なアナウンスだが、政敵を責める際に「クリーン」を持ち出すこと自体にはとても違和感を覚える、大きな矛盾をはらんだ主張ではないかと思う。
ハマコーの言葉を引用するまでもないが、政治家として自分のクリーンさに絶対的な自信を持っているかのような態度を取りつつ強硬な言動で他者を責める人は、逆に政治家として不誠実であり、われわれ有権者に対して大きな隠し事をしているのではないかといった不信や疑念を抱かずにはいられない。
そして鳩山前総理の巨額脱税や、野党時代に「クリーン」という着眼点から与党攻撃の急先鋒であった女闘士・蓮舫行政刷新担当相の「カネの問題」浮上に、そんな感覚的な、というよりただの嗅覚に過ぎない疑念もバカにするものではないな、と嬉しくもないことを実感している。
私ですら行けるような価格帯のバーに自費で通っていた、大量の漫画雑誌を自費で購入していた、くらいしかほこりが出なかった元総理大臣は「もしや希代の大悪党では?」とすら思えるほど貴族的なロマンを感じさせる方だった。
ま、東大進学するつもりだったのに「金持ちが税金で建てた学校に通うんじゃない」という正論の一喝に返す言葉もなかった人だから、金持ちとしての流儀や振る舞いに関しては超一流、ああいう人が本物の、俗な意味をまったく寄せ付けないセレブリティなのかもしれない。

政治活動は兎角カネが要る。
最寄の駅前で毎朝各党日替わり肉声演説している下っ端はともかく最大野党で「みんなが知ってる蓮舫さん」という立場を築き上げた人、ましてや最大野党代表にして自民党創始者である祖父の血を引く政治家の系譜として天下一品のサラブレッド、と憚りなしに言える人が政治とカネの切っても切れない関係を知りながら(知らないなら政界に入るな!政治家の資格なし!母ちゃんの小遣いで政治活動している政治家がいるか!としか言えない)、敵失を狙って「クリーン」と叫ぶこと自体矛盾に満ちた行為であり、有権者に対する詐欺的発言ではないかと私は思うんだな。
そう言えばみずぽんってあんまりクリーンと言ってた記憶がない。

しかし自民党も事務所費問題で身内に自殺者を出した経緯もあるのか赤沢亮正議員(誰だ)の発言は仇討合戦の様相を呈しているようでもある。
Wiki見たら「ナントカ還元水」と書いてあるんだけど、ほんとに「ナントカ還元水」だったのかYO!
安倍ちゃんにとって、自分が殺してしまったも同然と言える状況だったのかもしれない。
そして、今も自民党再生を願う支持者から惜しまれる中川昭一氏の死に対し、多かれ少なかれ、中川氏の盟友であり、当時の内閣総理大臣であった麻生太郎氏も近い気持ちを抱かざるを得なかったであろう。

人気ブログランキングへ
[PR]
by yuzuruha_neko | 2010-06-11 22:49 | 今日のニュース・雑考
<< 資源小国ニッポンの豊かな恵み みそじナノニ化石DATTA >>