海兵隊「もう撤退するわ」
「辺野古案でなければ海兵隊撤退も」元米国防副次官
2010年3月3日20時32分
http://www.asahi.com/politics/update/0303/TKY201003030409.html

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐり、名護市辺野古沿岸に代替施設を建設するとした現行合意の交渉に米政府代表としてかかわったローレス元米国防副次官が、都内で朝日新聞のインタビューに応じた。代替案の一つとして政府・与党内で浮上しているキャンプ・シュワブ陸上案は不十分として退けたうえ、鳩山政権が現行合意以外の選択をした場合には、米国は海兵隊の撤退を考える可能性もあると指摘した。

ローレス氏は、沖縄県名護市にあるキャンプ・シュワブの陸上部分に、長さ500メートルの滑走路を設けるとした「シュワブ陸上案」について、ヘリコプターだけでなく固定翼機の運用も行っている普天間飛行場の代替施設としては能力的に不十分だと述べた。現行案より人家の近くを飛ぶことになるため、地元住民も受け入れないとの見方を示した。

それ以外の代替案もすべて検討済みで、実施可能なものはあり得ないとし、鳩山政権が現行合意である辺野古案以外の案を提示してきた場合には、「(海兵隊は)普天間に居残るしかない」と語った。

しかし、普天間は日米両政府がすでに返還を約束しているうえ、安全や騒音の問題も深刻であることから、「継続使用となっても長続きはしない。最終的に海兵隊は撤退しなければならなくなる」と語った。

もし撤退となればヘリ部隊にとどまらず、同じく沖縄県内に駐留している歩兵部隊、さらには佐世保を母港とする海軍の強襲揚陸艦、岩国飛行場に駐留する戦闘攻撃機部隊などにも広がる可能性があると指摘。結果として、日米同盟の抑止力を損なうだけでなく「アジア太平洋地域全体の米軍の兵力配備・構成も大きく変更する契機となる」可能性にも言及した。「撤退が引き起こす連鎖反応を甘くみるべきでない」と警告した。

一方で、今後の展開については「まだ全く分からない。オバマ政権はある段階で何らかの妥協をするかもしれない」とも指摘。ただし、そうした妥協は「すでに始まっているように見える日本の自己矮小(わいしょう)化」にとどまらず、アジア太平洋地域の安全保障環境のバランスを崩す恐れもあるとの考えを示唆した。(編集委員・加藤洋一)



どうせ撤退する気なんかないと思うが日本相手の脅しとしちゃこれ以上ないほど有効だ。
トヨタバッシングが起きる前に言って欲しかったと思わざるを得ない発言だが、トヨタバッシングしておいて損はないから見せしめにトヨタを吊るし上げてから言う、さすが無法国家米帝。
総理大臣はトヨタバッシングに加担するようなアホだし、そもそも米国が現行合意と見なしている辺野古案をいきなり新政権の総理大臣が反故にしたのが日米関係急速悪化の始まりだし、米帝としては珍しく野蛮ではない方法で日本を攻めている。
つうか、合意を一方的に反故したのはこっちなのに、ここまで日本にダメージを与えないよう対応に苦慮しているあたり、同盟50年の歴史がただの屈辱の歴史であったとは言えない。
属国50年と言いたい人はそう読み換えていいけど、属国であろうとも米帝にとって簡単に潰すわけには行かない国だということは結構な強みだ。
カネしか出さないニッポンと軽蔑されている面もあるが、アメちゃんにしてみたら単独防衛できる日本にさせたくないからむしろカネだけ出してろって面もあると思うし。

ところでこの記事はたまたま当日の朝日新聞の一面に載っていたので「うわ、ついに来たよ」と思っていたんだけど、ネットではあんまり話題になっていない様子なので逆に驚いた。
お祭り好き・ギロンスキーのニュー速だったらソースの確実性なんか二の次でスレくらい立つだろうと思ってたし、どっかまとめサイトが編集転載してると思ったのに不思議。
よく知らないけど加藤洋一ってアレな方面で有名なジーサンじゃなかったっけ?
改めてネットでニュースソースを探していたら、どうもこの件は朝日新聞と琉球新報しか記事にしてない模様(本当は読売ソースが欲しかった…)。
琉球新報なんて地方紙の上に言論機関紙だからさておき、朝日新聞の記事って紙面を肉眼で読んでる人(ニュースに興味があるネットユーザー)ってあまりいないのかもな…。
朝日新聞名物のひとつである「声」は紙面で読んだほうが毒電波の当たりがパネェっすよ。


知らなかったけどこんな記事もあった。


普天間先送り→海兵隊が沖縄撤退も…長島政務官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100301-OYT1T00991.htm

長島昭久防衛政務官は1日、都内で講演し、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題が5月末までに決着しない場合、「場合によってはすべてを見直しましょう(という話になる)。米側は歓迎されないところには(基地を)置かない」と述べ、沖縄の米海兵隊撤退論が浮上する可能性への危機感を示した。

現在、複数が浮上している移設案については「大半は現実的な可能性が低いと言わざるをえない」と語った。

長島氏は「沖縄の皆さんが本当に反対だ、日本政府として出て行ってほしいとなれば、(米軍は)簡単に出て行く可能性が非常にある」と指摘した。
(2010年3月1日18時40分 読売新聞)



これ読むと民主党と米国が密約交わして(民主党的な)落とし所として「撤退案」を米国に言わせたという可能性もあるね(気分的にはそっちの可能性のほうが濃厚な気が)。
民主党は「米国がああ言うのだから仕方ない」と苦渋の表情と目薬で国民に言い訳できるし日本国民は「鬼畜米帝」の感情を募らせるし、民主党にとっては何ヶ月も無為に政治放棄してきたことも帳消しになるくらいハッピーな結末が期待できるのかも。
国民自身はハッピーじゃないほうが祖国への敬愛も親愛もなくなりまさに国家解体も夢じゃないという方向にどんどん転がって行くし、さすが悪事においては民主はんには敵う奴はおらんで。

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by yuzuruha_neko | 2010-03-05 17:01 | 今日のニュース・雑考
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